一生の愛を捧ぐよ。
私は難病を持っている。 体を動かすことには問題ないが、免疫の難病だ。 昨日…、かかりつけの医師から余命宣告をされた。 「環奈さんの余命は…、あと3日ですね…。」 は? 3…? 今、「さん」って言った…? あまりにも唐突で、この世にないほどの内容だった。 私、これから沢山恋愛して彼氏作って会社入って人気者になって社長の令嬢になって…、 そんな夢が全部ぶっ壊された瞬間だった。 もう何もかも嫌で、家を飛び出した。 「やだ! やだ! 私の人生、これからだったのに! わざわざ私⁉︎ もっと適切な人がいるでしょ、よりにもよってなんで私…。」 もう何もかもぐちゃぐちゃだった。 次の日は、何にも起きてない、そんなそぶりでなにか?って顔をして学校へ行った。 でも頭の中を埋め尽くすのは、2日、という文字。 あと…、あいつの背中。 私には大好きな彼がいる。 片思いだし、付き合ってなんかないよ? でももう無駄だ。 だって…、 私に残された時間は2日を切ったんだから。 次の日。 必死に涙を堪えながら、学校へ向かった。 私は最後に果たしておかなくてはいけない使命があるのだ。 あいつの背中を見ながら…、せめて人生の灯火が消えるまでは。 あいつの背中を見ていたい。 気持ちを伝えるのならば今日しかチャンスはない。 それ以上に命がない。 放課後に、 思い切って声をかけた。 誰もいない教室で。 「海斗くん…、あの…」 ほおが熱くなる。 冷や汗が止まらなくなる。 次第に呼吸が荒くなる。 もう難病のせいか恋のせいかわからない。 あいつが目の前にいる。 それだけで幸せだった。 でもあいつは、人生の灯火が消えるその瞬間まで、最高のgiftをくれた。 気がついたら、引き寄せられてキスしていた。 「海斗くんっ………」 モゴモゴと、 私は開いていたその目を閉じた。 涙が込み上げてくる。 私の難病のことを知っていながら、 キスまでしてくれた。 これ以上に嬉しいことなんて世の中にある? 彼は少しだけ唇を離しながら、こう言った。 「好きだ。」 …ッ…………。 「一生の愛を誓うよ。」 彼はそういうと、抱きしめながら痛いほどのキスをしてくれた。 私は意識が遠のくのを感じながら、言った。 「……、わ…、私…、も……………」 意識がどんどん遠くなる。 もうすぐ私の命は消える。 幸せだ。 ああ、幸せ。 「あい…」 彼はいっそう力を強める。 「愛して………」 限界だった。 最後の力を振り絞って、言った。 「愛してる………。」 微かな力を込めて、キスした。 視界が真っ暗になった。 使命を果たせた。 もう…、会うことはないけど。 来世では。 絶対に本物のカップルになるんだ。 中学生になった。 私には今、気になる彼がいる。 放課後、告白した。 「海斗くんっ……」 抱き寄せられて。 いきなり。 キス。 キス⁉︎ 顔が近付いて。 あれ? 何処かで見たような…? 思い出せない。 でも。 私も抱き返した。 愛を込めて。 「約束、守れたな。」 え? 「また、会えたな。」 私は、その瞬間に笑顔になる。 「うん。」 「今度こそ、一生の愛を誓うよ」 「大好きだよ、海斗。」 「付き合ってください」 『『愛してるよ』』
みんなの答え
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感動…!
Hello (*^^*)My name is ACO! *・*・*・*・*・*・START*・*・*・*・*・*・ すごく良いお話だった! 環奈ちゃんと海斗くんが、 今度こそ本物のカップルに なれて良かった^_-☆ *・*・*・*・*・*・FINISH*・*・*・*・*・*・ thank you(^○^)