短編小説みんなの答え:1

夏祭り

彼氏と行けなかった夏祭り。 浴衣で行けなかった夏祭り。 悲しかった。 それが去年までの私の夏祭り。 そして、今年の夏祭りは怖かった。 「一緒に行く?」 彼氏が言って、私は飛び上がった。 中学生で初めて彼氏を作れて、こうやって一緒に出掛けるのは楽しみでいた。 「何から食べたい?」 「ええ、うーん、りんご飴ほしい」 彼氏は手をつないできた。 浴衣と下駄がぎこちなく、つかんだ手が優しく感じた。 「おっき!ちょっとおじさん、小さめないの?」 彼氏が不満を言う。 すると、屋台のおじさんが 「なんだ、でかいか。しょうがない、小さくするから待ってろ」 と、小さめを作ってくれた。 なんだか申し訳ないけど、彼氏がかっこいい・・・。 「あいよ」 「ありがと。デカさ変えたから高いな」 私はりんご飴をかじる。 やっぱり、彼氏と一緒の方がおいしいなあ・・・。 「やめろ!」 突然、聞こえた。 たこ焼き屋のおじさんの声。 娘らしい20代の女の人が、必死に誰かを追いかける。 男子高校生が、たこ焼きを大量に持って逃げている。 ニヤニヤしながら。 すると、複数人かいたうちの2人が、私にぶつかる。 「なんだアマァ・・・ふざけんな!!!」 私をつかんで離さない。 やめて、やめて!!! 私は必死に叫ぶが届かない。 彼氏は真っ青になって、へなへなと座り込む。 なによ、助けてよ!!! 「あんたたち、何やってんの!!」 たこ焼き屋のお姉さんが高校生のことを蹴り上げ、 私を起こしてくれた。 そのあとすぐにその人たちを追いかけていく。 私は汚れた浴衣と、彼氏を見た。 彼氏は「行こ?」言う。 私は言った。 「なんで、助けてくれなかったの?嫌だよ・・・。一緒にいたくない・・・」 私は走った。 ああ、誰か! 私を助けて! するとさっきのお姉さんに出会った。 「高校生は警察にお願いした。大丈夫?涙…」 お姉さんは訳を聞くと、私にたこ焼きをくれて言った。 「その彼氏は、よっぽどなバカなのねえ」と。 私はようやく笑えた。 「はい。お姉さんのおかげで助かりました」 怖かった。 もうこんなのごめんだ。 おいて言ったりんご飴をふと思う。 あれは、なぜかおいしく感じたけれど・・・。

みんなの答え

辛口の答え

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尊敬してるぅ

こんにちは、ふぇえです☆ 本題 お日様、本当に尊敬するぅ なんでそんなに短編小説うまいん?(関西弁喋れるようになってきた人) お日様、もし、短編小説が復活したらふぇえに読ませてね! ばいふぇえ!


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