紅葉と書いてくれは
僕の彼女、不知火紅葉ちゃん。「しらぬいもみじ」ちゃんじゃなくて「しらぬいくれは」ちゃん。くれちゃんは名前通り紅葉が好き。いやいやこんなに可愛いことあるのぉー! それでね、とってもお淑やかでおおらかなんだ。 僕は羽柴大和!!自分で言うことじゃないけど僕可愛くてあざといんだー。 もうすぐくれちゃんの大好きな紅葉の季節だなぁ。三週間後かな。一緒に見たい!! 学校に着くとくれちゃんは厳しい顔をしてたまに泣きそう。 「くれちゃーん!どしたの?」 「やまくん……」 「こらっ!!羽柴!!チャイムなったぞ!席につけ!」 げっ!いつのまに?気付かなかったぁ! 「今から不知火から大切なお知らせがある」 というとくれちゃんを呼んだ。 え?何?なんか嫌な予感…… 「私は引っ越すことになりました」 クラスからはどよめきがあった。 「そんなっ……!」 僕は声を漏らした。 「いつ?どこに?」 くれちゃんの仲良しの山理藍那ちゃんが質問した。 「三週間後に大阪に引っ越すんだ」 ここは愛知県。遠くてもう会えない……それに三週間後に紅葉を一緒に見たかった。三週間後にここを出るんだから間に合わない。悲しい。あれ?くれちゃん、さっきも今もすごく悲しそう。くれちゃんも同じ気持ちなんだ。 休み時間になった。 「くれちゃん、引っ越しちゃうの?」 僕は聞いた。 「うん」 「大阪に?」 藍那ちゃんが聞いた。 「うん」 声が小さくなった。 「三週間後なんて早すぎるよぉ」 僕が言った。 「うん」 声が掠れた。 「そんなの嫌だっ!」 藍那ちゃんが叫ぶように言った。くれちゃんは泣いちゃった。 「くれちゃん……」 僕はなんで言っていいかわからず背中をさすることしかできない。 僕も泣いてしまいそうだ。 家に帰って大号泣した。 くれちゃんの前では泣けない。僕が泣いたらくれちゃんもっと泣いちゃう。 二週間が経った。紅葉もう少しで見られそう。だけどくれちゃんはいなくなっちゃう。 とうとう三週間が経った。紅葉が満開。これを一緒に見たかった。 今日はくれちゃんが引っ越す日だからくれちゃんのお家に行ってお見送りする。 くれちゃんとたくさんお話ししたいから走ろうとした瞬間頭に何かが降ってきた。 「紅葉……」 「そうだ!!」 僕はその紅葉を持って家に走り出した」 大丈夫!足には自信あるし家を早めに出たおかげで少し時間ある。 とはいえ家に帰ってきたが、疲れたは疲れた。 急いでやることを済ませた。 再びまた走り出す。 「時間ないよ!」 着いた時はみんなに見送られて車に乗る寸前。 「くれちゃーん!!」 ありったけの声を出した。 「やまくーん!!」 くれちゃんもありったけの声を出した。 「くれちゃんにプレゼント!」 僕はさっき頭に乗った紅葉をラミネートしたものを渡した。 「わぁ、すてき!ありがとう、やまくん」 「本当はくれちゃんと一緒に紅葉見たかった。だけど見られないからラミネートしたんだ」 「ありがとう、やまくん。離れても私、やまくんのこと好きだからね」 僕は顔が赤くなったのが自分でも分かった。くれちゃんの目には光るものがあった。 「離れても好きだよ」 僕の目にも光るものがあった。
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
すごい!!
Hello(^^♪My mane is 【REN】 I would be happy if you get along with me!(≧▽≦) ...........★☆Let’GO★☆........... めちゃくちゃすごい!!感動した!! 素敵な小説ありがと(*^▽^*)Thank you♪ ...........★☆END★☆........... ♪Thank you for reading. See you soon♪
すごく感動した…
やっほー!昨日回答サボった黄奈だよ!(は 黄奈って書いてくりなって読むよ!よろしくね☆ *^_^*^_^*^_^* すごく感動した… *^_^*^_^*^_^* ニャオバイ(/≧▽≦)/
めっちゃ凄い!!
こんちゃっ(^^♪花凜です(#^.^#) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ めっちゃ凄い!! 読んでくれてありがとう(*'ω'*)ばいちゃっ(^^♪