ラブリー・ダイヤモンド・ユニバース
「北條ルイ」 誰かがそう俺にずっと話しかける。 「起きなさい!!」 そう言われた時、俺は起きた。目の前には女の子。 普通の女の子じゃない。顔は可愛いけどミステリアスで服はというと宇宙人のような服。年は同じぐらい。何より頭から触覚らしきものがある。 それを見ると俺は口は開けたまま閉じなくなってしまった。 「私はライ・ダイヤモンド。ルイの住む「地球」から無量大数光年離れている、「ダイヤモンド星」っていう星から来たのよ」 「えっ?!ってことは宇宙人?!」 「あなたからみればそうなるわ。私から見たらあなたが宇宙人よ。こんなこと言われたらあなた達地球人は変に感じるけど私達ダイヤ人は当然のことなの」 「そういえば君の名前ライ・ダイヤモンドだったよね。君の星もダイヤモンド?一緒なのか?」 「あっ、私、王女だから。王族の苗字を星の名前にしたのよ」 「君が王女?!」 俺は今日一の声を出した。 「次期女王」 ライ王女がすました声で言った。 「えっ!」 「そんなことどうでもいいわ!私たちの星はね、「ダーク星」という星のものがダイヤモンド星を侵略に来たの」 「そ、それは大変だな。でもなんで俺はこんな殺風景なところにいるんだ!」 俺はずっと起きた時から赤紫のような赤茶色のような土の上にずっといる。 「ここはダイヤモンド星に1番遠い星。ダイヤモンド星はあなたを選んだのよ。王家に伝わる書に『星、危機に迫りし時、地下室の「開けてはならぬ部屋」に入れ。ダイヤモンド星のかけらが映し出した者と恋に落ちれば危機を逃れるだろう』ってね。私達恋に落ちればいいのよ。邪魔されないように遠い星を選んだの」 「よく覚えたな」 「家庭教師に無理やり覚えさせられたのよ」 「俺はやだぜ!一応彼女とかいないけど危ないことに巻き込まれるのはごめんだ!見ず知らずの宇宙人と恋に落ちろだなんて無理に決まってんだろ!」 ライは数秒考え、 「ごめんなさいね。見ず知らずの宇宙人がいきなり『恋に落ちて』だなんて。良いって言ってくれる方なんているはずがない。ごめんなさい」 と言ってから手をパチンと叩くと、ベットの上にいた。 「夢?」 だが靴下の裏にはあの赤紫のような赤茶色のような土がついていた。 夢じゃない?!だとしたらライはどうなったろう……自力でダーク族を倒しているのかな。 学校に来た。 休み時間になったので校庭で鬼ごっこをしていたら一年生ぐらいの子が転んでいた。すると同じクラスの女子宮本明奈が駆け寄り保健室に連れて行くのが見えた。 次の休み時間。 宮本がいたので話しかけた。 「宮本。さっきの休み時間保健室に連れて行った子知り合いか?」 「違うわ。知らない子」 「知らない子なのに助けたのかよ」 俺は驚いた。 「誰にでも優しくじゃん?」 「そうかな」 と言った時、ライを思い出した。 「なぁ、例えばだけど、見ず知らずの宇宙人が自分の星を助けるために恋に落ちてって頼まれたら助けるか?」 「ちょっと待ってよ!何その話ー!」 と笑った。 「良いから答えろよ!」 「それが本当なら助けるわ。だって困ってるんだよ」 宮本は真面目な顔で答えた。 「恋に落ちるって無理じゃね」 「ダメ元でもやるわ!」 宮本が意気揚々と言った。 「そうか……」 宮本の話を聞いたら、ライを助ければよかったと後悔し出した。 ライは大丈夫だろうか。 ライ、ライ、ライ、ライ、 「ライー!!」 俺は自分の部屋で人生で1番大きな声を出した。 「ルイっ!ありがとう」 いつのまにかライが部屋の中にいた。 「ライ、怪我してる……でも生きていて良かった」 「わわわわわ私はルイにもうこ、恋をしたわ。あなたが私を助けたいって思ってくれたから。後はあなただけ」 ライは恥ずかしそうに言った。俺は顔面赤くなった。 俺、ライに恋なんかしてない!どうしよう。 ライの一つ一つの行動を思い出した。ダメだ! 「急がなくて良いよ」 優しくハグをしてくれた。 なんだよ。今の優しさ。赤くなる。 「俺、ライに恋した」 俺は真っ赤になり、ライも真っ赤になった。 「行こう!」 ライと俺は手を繋ぎダイヤモンド星に向かった。 地下室に行き「開けてはならぬ部屋」に行きダイヤモンド星のかけらを二人で握ると平和が訪れた。 と、まぁ、こうして史上初の惑星を繋いだ恋愛が始まった。
みんなの答え
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恋しちゃうんか
結局好きになっちゃったのか。 2人で助け合って戦争を止めよう! みたいなのが見てみたい! 遠距離恋愛がんばれー