花占い
ふと下を見ると、一輪の花が咲いていた。そういえば、彼が好きな花だったか。昔よくこの花で花占いをしたのを覚えている。 かわいそうだけれど、その花を手に取った。 「好き」 彼はいつも笑顔だった。その笑顔が眩しくて、かっこよかった。その笑顔に、惹かれた。 「嫌い」 毎日のように遅刻して、私にノートを見せてと拝んできた。「麗菜のノートめっちゃ綺麗」という一言を添えて。私でも分かる完全なお世辞だった。 「好き」 私が言う前に、「俺から言わせて。麗菜のことが好きです」と言ってくれた。正直ものすごく恥ずかしかったけど、それ以上にものすごく嬉しかった。 「嫌い」 デートの日に遅れてきた。開園直後に着くように予定を立てたのに、案の定混雑してアトラクションに乗れなかった。 *** 花びらもあと少し。 「好き・・・・・・」 誕生日に、サプライズをしてくれた。プレゼントは私の欲しかったネックレス。涙が出るほど嬉しかった。 「嫌い・・・・・・」 付き合って1年となった記念日をすっぱり忘れてバイトを入れてしまった。翌日に「付き合って1年と1日記念日」という何だかよく分からないお祝いをした。 「好き・・・・・・」 私が手袋を忘れて震えていたら、手を握ってくれた。心まで暖かくなった。 「きらい・・・・・・」 私があげた誕生日プレゼントを無くした。めちゃくちゃ怒ったような気がする。 「すき・・・・・・」 同じところに進学しようと約束した。付きっきりで勉強を教えてくれた。 「きらい・・・・・・。・・・・・・っ」 私を、置いていった。ひとりにした。一緒にいるって、約束したのに。ごめんな、と言った。謝ってもどうにもならないのに。 花びらは──あと1枚。涙にぬれて、色が薄くなってしまった。 「すき・・・・・・。・・・・・・うっ・・・・・・うっ」 私を庇って亡くなった。最後に微笑んだ。『俺の分まで幸せになれよ』と言って。私が、走らなければ、彼は轢かれなかったのに。 私はこれからどうすればいいの? あなたがいない人生なんて、つまらないよ。 「何泣いてんだよ」 「え・・・・・・」 振り返ると、見たこともない知らない人か立っていた。私と同い年だろうか。彼と背丈が似ている。 「ここで座るなよ。通行人の邪魔になるだろ」 「あ、ごめん、なさい」 私はその人に腕を引っ張られて、すぐそこの公園に連れて行かれた。 知らないはずなのに、会ったこともないのに、見た目も違うのに、何かが彼に──亡くなった拓海に──そっくりだった。この人を逃してはいけない。そう直感的に感じた。 「あの、お名前は?」 ーendー 回答・感想などよろしくお願いします! (誤字脱字あったら見なかったことにしてください)
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感動した!!
こんちゃっ(^^♪花凜です(#^.^#) 【本題】 感動した!! 読んでくれてありがとう(*'ω'*)ばいちゃっ(^^♪
感動したー!!
こんにちは☆ゆいって読んでね! ホントに感動しました! すきときらいの間に今までの思い出を綴っていたところがすごいスキです!! 私も3DSで書いてるんだけど、会話文多くてw (誰にもバレないようにねw) すごいうまかったので見習おうと思いました!また書いてくれると嬉しいな♪