【短編小説】あの夏の青い空
「ナツミー」 夏が本格的に始まった7月。 幼なじみでずっと片思いしている春樹が教室にいる私を呼ぶ。 「春樹、なんか用あんの?」 「もー、お前って冷たいんだよwこの俺がお前に用があるんだから喜べよw」 そう言いながら春樹は低い身長の私の頭を撫でる。 「やめて、てか何?」 まさか、告白…? そんな淡い期待は打ち砕かれた。 「いやぁ~、お前のクラスにさ冬華っていると思うから、呼んでほしい」 「え、あ、うん…」 冬華ちゃんは、学年のマドンナ、と呼ぶべきだろうか。可愛くて、男子からも女子からも人気。それに、冬華ちゃんは、私と同じで春樹が好きなんだ。 「冬華ちy」 「あ!春樹君!」 冬華ちゃんは私が呼ぶ前に春樹の元へ駆け寄った。 春樹はいつになく笑っていて、冬華ちゃんも楽しそうだった。 「まさか…ね、」 数日後 「私、春樹君と付き合うことになったの!」 冬華ちゃんはみんなにそう言っているのが聞こえた。 私は駆け出した。 「春樹!」 男子集団の真ん中にいる春樹が私の声に反応した。春樹はそこから出てきて、男子たちから離れた人少ないところへ私を連れた。 「どうかした?」 「春樹、冬華ちゃんと付き合ったんだってね」 「あー!そうそう!お前に直接言いたかったんだけどなw」 「そっかwお似合いだよふたりとも」 笑えないはずなのに、泣きたくなくて笑ってしまう。どんどん苦しさが増していく。 「まじ?ありがとさん、お前に言われるとなんか嬉しいわ」 どんどん貴方を好きになってしまう。 「お幸せに!それだけだから」 涙が出そうだ、でも出したら…彼の前で泣いたら駄目だ。せっかくの幸せを奪っちゃ駄目だ! 私は人目を避けて走っていく。 何もない屋上に来たとき、私は涙が沢山こぼれ落ちた。声を上げて泣いた。 空は雲なく真っ青で私を包みこんでしまいそうだった。春樹の優しさと同じように。 「春樹…私ね、ずっと好きだった…小さい頃からずっとだよ…」 感情表現が誰よりも不器用で春樹に冷たくあたった。素直になれなかった。 でも…最後だけ…誰もいないこの屋上で… 「大好きだよ…」 ちょっとだけ素直になってもいいかな…? 【いいよ】 そういうかのような優しい青い空に私は包みこまれた。 -end- 閲覧ありがとうございました。 最後の意味、わかりましたか? 是非よければ考察、感想を書いていただくと嬉しいです
みんなの答え
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もしかして
この女の子自殺した、、、?
泣いた…!
感動…!めっちゃ泣いた! わん、こういうのに弱いんだ…。 また作って欲しい。 お願いっ!
悲しい・・・・・・!
こんちゃっ(^^♪花凜です(#^.^#) 【本題】 悲しい・・・・・・! 読んでくれてありがとう(*'ω'*)ばいちゃっ(^^♪
(T_T)
こんにちはにゃみです(*^^)v 現実にもありそうな話だね! ナツミ(・・?ちゃんちょっとかわいそう… じゃーね(^^♪
あくまで自分の意見ですが…。
たぶん、ナツミちゃんのことが好きだった子だと思う! あ、春樹君じゃないよ!!