よく似た人は、いい友達で、いいライバル。
私は、大橋 鈴音(おおはし すずね)。中2。紅葉した木々が並ぶ通りを歩いて、登校中。あ、あれは。前から人が来る。やっぱりそうだ、あいつだ。私にそっくりな、あいつ。 ___________私には、私とそっくりな友達がいる。 その友達は、大竹 初音(おおたけ はつね)。ねっ名前似てるでしょ。初音は2年の春、転校してきて、名前が似ていたせいか、すぐ仲良くなった。でも仲良くなった理由は、名前だけじゃないかも、、 私、鈴音が中1の時の話。私は、小学校からも変わらず、『優等生』だった。優等生って言い方があってるのかわかんないけど、『何でも出来る子』だったんだ。1-2の学級委員長もやったし、希望生の委員会もやってた。(推薦され)生徒会にも入った。運動は出来る方で、学校の陸上大会では学年女子1位になった。美術の作品は入選するし、合唱コンクールでは伴奏もした。そして中間テスト、期末テストでは学年1位であり続けた。 こんなんだから、みんなに「すず、なんでもできてホント羨ましい!」「やっぱり鈴音しか頼れないわ!」って散々言われてきた。これもこれも大変なんだけどね。お父さんが元オリンピック選手だから「やるからには何でも1番になれ」って言われ続けたなぁ。みんな私の恋愛になんか興味ないと思うけど、私は噂ではめっちゃモテてるらしい。まあ、好きな人にはモテてないんだけどね。たしかに告白は結構されたかもな、全部振っちゃったけど。 でも、2年になった途端、私が優等生ってことが当たり前ではなくなった。 あいつ_______初音が現れたから。 初音とは、名前が似ているだけではなかった。性格も、『優等生』な部分も。中身すべてそっくりだった。初音も、『何でも出来る子』だった。 初音は運動神経バツグンで、あいつが入部したバスケ部は大会でグングン勝ち進んでいったらしく、すぐに注目度が上がった。それだけかと思ったら、違った。リーダーシップがあり、バスケ部では副部長の代理にもなってるらしい。勉強もできて、1学期の期末テストでは、1位と2位を争うライバルとなった。そのせいで「鈴ちゃんと初ちゃん、双子みたい!」「めっちゃ似てるよね、なんか羨ましい」って言われることが増えた。 唯一の違いは、見た目だけ。私はセミロング、初音はボブ。私は一重だけど、初音は二重。私はずっと長袖シャツだけど、初音は半袖。私はめっちゃコンパクトなペンケースだけど、初音は大容量でいろいろ詰まってる。私はキーホルダー何もないけど、初音はジャラジャラと何個もつけて。 見た目が真逆でも、初音もモテてた。私を一気に越したんじゃないかなってくらい。なんか悔しさ、があったけど。 見た目は違くても、中身はそっくり。今話した中で、初音のこと「あいつ」って言ったけど、仲が悪いわけじゃない。 初音は、いい友達でいいライバルだから_______。初音のことは今までも、これからもずっと大好きだよ。
みんなの答え
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凄すぎる!!
こんちゃっ(^^♪花凜です(。・ω・。) 【本題】 凄すぎる!! 読んでくれてありがとう(*'ω'*)ばいちゃっ(^^♪