死神 (ホラーではないです)
「ねえお父さん。学校の友だちがね」 当時俺は死神の話を父に話した。 「死神?小さい頃よく噂してたなあ」 父は俺の話を笑いながらも真剣に聞いてくれていた。 「死神って本当にいるの?」 「死神ねえ…」 父は語り始めた。 話し方と話題からして多分死神目線の物語なんだろう。 とてもいい仕事なわけではないさ。 人間のイメージとは違って罪のない人の命を急に奪っていくわけではない。 罪を犯した人の命をギリギリで奪っていくっていう簡単な仕事。 やりがいもなく、ひどい仕事だよ、全く。 まあ、でも俺はこの仕事を続けてしまうんだ。何でだろうな。 ここで場面は変わったようだ。違う人の場面だろう。 僕も初めて見ました、死神。 大人しそうな人でしたよ、結構。 もっと怖いかと思ったけど、そうでもなくて…。 仕事が楽しそうでした。 けど一つ怖かったのはあの目。 どんよりと真っ赤に光ってたんです。 目を合わせたら引きずり込まれそうで、慌てて目をそらしましたけどね。 ここで父の語りは終わった。 父の演技に俺は思わず拍手をした。 父は笑って言った。 「死神はどう思ってるんだろうな」 「すごいね、怖いけど格好いい。僕死神になってみたいな」 俺がそう言うと父は笑って言った。 「やめとけ」 俺も一緒に笑った。 だが、その後、父が小声で呟いたのを、俺は聞き逃さなかった。 『近いうちに他の職業を進めないとな…あんな仕事やらせるわけにゃ…』 俺は振り向いた。そしたら父は微笑んでおやすみ、と言った。 その目はどんよりと赤く光っていた。 【終わりです】
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
まままま、さ か‥‥
お父さんが死神で俺を引きずり込んだ、の‥‥? でも考えた感電さん想像力豊かですね。感心しました。
めっちゃ凄い!!
ぷいぷい(^^♪澄実だぅ(=^・^=) 【本題】 めっちゃ凄い!! 読んでくれてありがとう(*'ω'*)ぷいぷい(^^♪
な、なななななな!
これはもしかしてお父さんが死神! やばいじゃんだから「やめとけ」って言ってたんだ すごく上手に作れてます
はっ!
こんにちー。こりん♪りんりん♪氷鈴です! まさかの、お父さんが、死神……? Today is beautiful day! We are friend. Goodbye!
な,ななななななな!
な,ななななななななんとまあ! 可哀想なお話! 思いつくのすごい!感電さん!!!!!! 大大大大大先輩です!!!
まさかの、、。
まさかお父さんが死神なんて・・。 意外!!!
ま…まさかの!?
まさかお父さんが死神だなんて… しかも自分の息子に死神として歩ませない心の優しさに関心!
すごい…!
やっほー!心暖です! *感想* すごいですね! まさかお父さんが死神だなんて…!? 読んでくれてありがとうございます(' ' )♪