あの星が輝かなくなるときまで {未央}
「未央!未央!」 「どしたのねーちゃん。こんな夜遅くに電話なんて。」 「ねぇ!茨城から流れ星見える!?」 「?あぁ、見えるけど…それがなに?」 「ホント?綺麗だねぇ~」 『…』 「え、それだけ!?」 「それだけって…もしかしてしっかり見えない!?ウソォ…こんな輝いてるのに!!…あっ今!!」 「落ち着けよ、 俺サッカー帰りだから疲れてんの。」 「あ、そっか…ごめん。」 「…体調は?」 「…え?未央が心配なんて…」 「俺だって心配くらいするし!」 「アハハ!全然大丈夫!今日もご飯完食したよぉ!!!」 「まぁそんなうるさかったら当然だよな。俺バカだった。」 「もぉーーー!」 「そんな騒いで大丈夫なの?」 「個室だしきこえないっしょ♪」 「そーゆーいみじゃねぇー」 「ほかの患者さん寝てるし。あ、見回りの人来る。」 「んじゃ」 「うん、ばいばーい ねぇ未央…」 思えばこれが最後だった。 東京に病気を治すため引っ越した姉との最期の会話 明るくて、 転んでも、いじめられても笑って、 なにより嘘つきな姉だった。 星のようだった。俺にとって姉は 輝いていて、 手が届かなくて、 やっと触れたと思ったら火傷するくらい熱い思いを感じて その熱さが転生の明るい性格からなのか怒りからなのかわからないままおれはここに存在している。 存在してしまっている。 素直に伝えておけばよかった。 西沢未那という星が輝かなくなるときまでに。 「ありがとう。」
いろんな相談先があります
子供のSOSの相談窓口
チャイルドライン[特定非営利活動法人
チャイルドライン支援センター]
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
わぁぁ…
やっほー!心暖です! *感想* わぁぁ… 「西沢未那という星が輝かなくなるときまでに。 」っていう文が未央さんとお姉ちゃんが話してた星のことに関係しててめっちゃすごいです! 読んでくれてありがとうございます(' ' )♪