私の私
「青井さん、その服、変わってるね。」 「う、うん。」 私は青井なつ。小学5年生。今日はクラスの女子会でしょうがなく公園に行かなければならなかった。私は友達なんていないし、みんな相手にしてくれない。「変わってる」って言われるのはいやだけど、まだましって感じだ。女子会は1時間程度で終わり、私はだれよりも早くさっさと家に帰った。 「ただいま。」 「あっ、お帰り。」 お母さんはそっけなくお帰りって言うと、すぐに小3の妹のゆりの方へ行った。 「ゆり、また計算コンテストで優勝してすごいわね。おまけに絵画コンクールでも金賞取っちゃって。」 「そんなに褒めないでよ。照れるし。じゃっ2階で勉強してくるね。」 そういうとゆりはすぐに2階の自分の部屋へ行った。私は特に何も言わず、まるで忍者かのように2階へ向かった。 「はぁー。なんでわたしはこうなんだろう。」 自分の部屋のベッドに腰かけると、無意識にそんな言葉が出てしまった。でも、妹のゆりはあんなに何でもできる天才なのになんで私はこんなダメなんだろうってホントに思う。私は努力しても全然うまくいかない。ゆりはなんでもうまくいくのに…。そんなことを思いながらなんとなく外に出た。 「あっ、青井さん。」 さっき「変わってる」って言った、松井さんだ。クラスでは明るくてみんなから人気者。勉強もできて先生も気に入ってる人だ。今日も、ポニーテールが似合ってる。まるで私とは生きてる世界がちがう。 「さっき変わってるって言ったでしょ。あれはわたしそれいいなって思ったからだよ。」 「えっ…。」 「それかわいいじゃん。青井さんに似合ってる。」 「はぁ…。」 「いきなりこんなこと言ってごめん。でも青井さん元気なかったから。窓から見ててなんとなく靄っとした顔してたから。青井さんは青井さんらしく生きていいって言いたかったの。じゃ!がんばってね!」 松井さんはポニーテールを揺らしながら走っていった。私は松井さんの言葉ではっとした。私は私らしく生きていい。そうだ、ゆりみたいにできなくても、私は私でいいんだ。 「松井さん、ありがとー!!」 大声で言った。松井さんはこっちを見ずにグッドポーズをした。私は私。ゆりはゆり。それでいいんだ。さっきより足取り軽く、私は歩き出した。 ☆☆☆☆どうでしたか?これで皆さんが自分らしく生きられますように。☆☆☆☆
みんなの答え
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えー!!すっご~い!
#54さん、すごー!!私も小説書いてるけどこんなのかけないよ~!!
いいお話!
やっほー!心暖です! *感想* いいお話ですね! このんも今日から自分らしく生きようと思います! 読んでくれてありがとうございます(' ' )♪
良い
わたし一人っ子だけど、なんかわかる