短編小説みんなの答え:1

追憶

 僕は今日も坦々と生きている。といってもごく普通の日常だが。えっと、自己紹介が遅れてしまった。僕の名は紫苑(シオン)だよろしく。さて早速本題なのだが、これは僕の独り言だと思って聞いてくれ。僕は昔、大好きな人がいた。その人の名は、世界(セカイ)という。その名の通り、世界中の人々を笑顔にしたいと、ずっと言っていた優しい人だった。引っ越してきた僕の家と彼女の家は隣だったから、すぐに仲良くなった。ずっとずっと一緒に遊んでいた。そして中学3年の冬に、彼女は音楽を始めた。前から音楽に興味を持っていたそうだ。そして順調にデビューして楽しい日々が続いた。とある日、彼女に「なんで音楽を始めたの?」と訊いてみた。すると、彼女は「誰かさんを救いたいから。」と答えた。僕は(誰かさんって誰だ?)と思いながらも昔から優しいところは変わっていないと感じた。そして半年後、彼女の誕生日に彼女は、その「誰かさん」のための曲を本人に聞かせるらしい。その日の夜、彼女から電話が来た。僕は電話を出た。そして出たのは、彼女の母親だった。僕は、そのことを知らずに電話を出たので、鼻をすするような音がするのを不思議に思った。そして衝撃な事実が僕の耳に割り込んだ。「世界が、今日、亡くなりました。」え...僕は、母親号泣した後のような声でその事実を告げられた。「誰かさんに自信―作を聴かせるって言って出て行って、その途中車にはねられて…」僕はそのとき人がなくなる悲しみを初めて知った。――2日後、悲哀に満ちた心のまま、彼女の遺品を見た。その中のメモ帳の1ページ目にこう書かれていた。「紫苑が幸せになれますように」と、その瞬間、涙が頬を伝う。僕は「とある誰かさん」が僕自身なのだと確信した。けれど、その所為で彼女が死んだ。僕はぬぐいきれない罪悪感や悲しみを感じたまま自信作という曲の歌詞を見る。君を救いたい、君が大好き、そんな言葉ばっかり出てくる。それじゃあ前に言えよ。なんでそんな心配されるのかって?僕の親は育児放棄していた。そんな僕を思ってしてくれたのだろう。けど、そんなの悲しすぎる。僕はさんざん神を呪った。けど現実は何も変わらなかった。それから十数年、僕は世界の墓に毎年通っている。僕はその度世界の墓の前で「幸せだよ」と呟く。世界は僕の追憶の中にいる。僕の名の紫苑の花言葉は、「君を忘れない」なんだって。完※これはフィクションです。

みんなの答え

辛口の答え

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ステキ!

ヤホ!千星だよ! ********************* すごくいいお話だね。主人公の紫苑の名前が花言葉とかかっているのもいいと思う! でも、私は改行をしてくれた方が読みやすいかな? あと、『。』がつくのに、ついていないところがあるから、気をつけてね! ********************* ばいちゃ!


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