バレンタインの奇跡なんてない。
冬が終わりが近づいた2月のこと。 今日は2月13日。 明日、君に想いを伝えたくて…。 たくさん材料をこぼしちゃったけど。 すっごく時間だってかかっちゃったけど。 頑張ってチョコを作った。 2月14日。この日はしっとりとした雪が降った。 手袋に息を吹きかけてみる。 白い空気が目の前に広がった。 放課後になるまでの時間がすごく長く感じた。 「さよーなら!」 帰りの挨拶と同時に君の席へ行こうとした。 でも、君はもう別の女の子と楽しそうに校舎裏の方に歩いて行った。 ついて行く勇気なんかなくて、ただ君の後ろ姿を見つめていた。 (でも、決まったわけじゃないもんね?) 心の中で自分に言い聞かせた。 でも、君が幸せそうに顔を赤らめて帰ってきたから…。 私の希望は崩れ落ちた。 胸が締め付けられる思いでいっぱいだった。 君が、それで幸せなら。 私はそれでいいんだよ。 好きだったよ。ずっと、ずっと前から。 帰り道、チョコを食べた。泣きながら食べた。 甘いはずなのに、ちょっとだけ苦い気がした。 ども!とうふです! 季節外れですがwどうでしょうか? コメント待ってます!