短編小説みんなの答え:0

「誰かワタシを救って……?」

いつからだろう……? いつもそう思っていた。 なぜか、それはワタシのセカイはいつも灰色だから。 だからいつも考える。 如何して灰色のセカイにワタシはいるのか。 何時になったら戻れるのか。 そればかり 毎日、毎日、同じことの繰り返しのように考え続けてきた。 「あの日」までは……。 「あの日」は、いつも通り優等生ぶって学校に行って…… そして、友達と帰っている時、友達にある神社の噂を聞いた。 その神社はなんでも願いが叶う神社。 世界に一つしかない幻の神社。 その神社は誰もいないところにあるらしい。 友達と別れて家に帰ろうとした時、見覚えのない神社が目の前にあった。 自分を招き入れるように神社が建っているように思えた。 「入ろうかな…」と思った時には知らぬ間にワタシは入っていた。 その神社は、ワタシが今までみてきた神社の中では少し違う感じがしたが その違和感の正体はわからなかった。 とりあえずお賽銭を入れて、お願い事をして帰ることにした。 願い終わって帰ろうとした時に、頭の中に何かの声が聞こえた。 「オマエの願いごとをなんでもいいから一つだけ叶えたやろう」と。 ワタシは驚いた。 だけどすぐに「願い?」と問い返した。 そうしたら、また頭の中に「そうだ。なんでもいいから願ってみろ、オマエの願いを」と言う声が響いた。 答えはすぐに出た。ワタシの願いはただ一つだけだ。 「ワタシの願いはーーーー」 願いを言い終わると頭の中に聞こえる声は無くなっていた。 気がつくと家の前に立っていた。 「夢だったのかな?」と思い、明日を迎えることにした。 次の日からワタシのセカイは変わっていた。色があったのだ。 今日も学校はあるので行ったら、神社のことを教えてくれた友達にあった。 その子は言った。 「あ、あのね、あの神社、願いを叶えてくれる代わりに、将来のこと、つまり自分のミライを勝手に決められちゃうんだって」 でもそんなこと今の自分にはどうでもよかった。 色があるだけで幸せだったから。 数年後 ワタシは今戦場のようなところにいる。 こんなのは望んでいたミライじゃない。 毎日、毎日、血が飛びあって、誰かを◯すミライなんて望んでもいなかった。 後悔した。 「あの時」願いを叶えてもらったことを…… そして願った。 「誰かワタシを救って……?」と。 どうでしたか? 感想聞かせてください。 ではまた!

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