見た 短編小説
私には好きな人がいる。9月のある日、私はその人に告白を決意した。 学校の屋上に呼び出す手紙をもっていくと、その人はもうきていた。そのとなりには… 親友がいた。仲良く手を繋いでいて,一緒に帰る話もしているようだ。 私はとても泣きたくなった。だが、泣くのを我慢し,教室に向かおうとする。 親友とその人の仲を壊したくなったが,親友の笑顔を見ておもった。 私は変だ。人の仲をこわそうとするのはへんだ。おかしい。 逃げる様にトイレに入り、便座に座って思いきり泣いた。 外からヒソヒソ声がするが,どうでも良かった。 泣き止んでトイレから出て教室に入ると,数学だった。 わたしはあわてて教科書を準備した。ノートがない。 そう思った時,隣の席の男子がノートを持っていたのだ。 「入ってたぞ。」そういうと,机に向かい始めた。 新たな恋の予感がした。