短編小説みんなの答え:2

つながる

「好きです、付き合ってください」 ああ、やっと言えた。 彼とは高校で3年間同じクラスだった。 その間、彼のやさしさとかかっこよさとか、いろいろなところを知って、好きになった。 今、ついに思いを打ち明けたのである。 心臓がものすごく早く脈打っている。 顔が熱い。 返事が聞きたいけど、聞きたくないような。 足元で何かの草が揺れている。 おねがい、はやくこたえて。 もしくは、ときよとまって 「はい。こちらこそよろしくお願いします」 はっ、と顔をあげると、大好きな彼の、はにかんだような笑顔があった。 照れくさそうに鼻の下をこすっている。 「僕も・・・君が好きなんだ。まさか、両想いだったなんてね」 嬉しい。 抜け駆けちゃった。 照れるとこんな顔するんだ。 恥ずかしい。 色々な気持ちが一斉にこみあげて、力が抜けてしまい、膝から崩れ落ちた。 「わあ、大丈夫!?」 彼の声がすぐ目の前に近づいていた。 思わず顔をあげると、バチっと目が合った。 しばらく見つめあう。 彼の妙に熱っぽい視線がくすぐったい。 ほほに彼の手がそえられる。温かい。 唇が近づく。つやのあるコーラルピンクだ。 鼻先に彼の息が触れる。 私の心臓が早鐘を打つ。脳が揺れるようだ。 もうすぐ2人の唇がつながるんだ。 残り何センチだろう。4、3、2、1、 「・・・っ」 なんの感触もなかった。 私は、顔をそむけてしまったらしい。 顔を戻すと、彼が、おやつをおあずけされた子犬のようにしょんぼりとしている。 「ごめん、嫌だったかな」 「まだ、実感がないっていうか、心の準備ができてないっていうか」 「そっか」 「ごめんなさい・・・」 「いや、いいよいいよ。ちょっとずつ互いになれていこう。ペースってものがあるしね」 こんな時も彼は優しい。好きだ。 でも少し、いやだいぶ申し訳ない気持ちになった。 私は何をしてあげればいいのかな。 そうだ、 「手をつなぐのなら、多分大丈夫だよ」 そう言って手を差し出した。彼は少し戸惑っている様子。 だんだんと彼のほほに赤がさしていく。 「やったーっ」 とっても無邪気に私の手を握ってきた。私よりも随分と大きいてのひらだ。 私達はついに繋がることができたんだ、という実感がじわじわと胸に広がる。 ずっとつながっていたい。そう思った。

みんなの答え

辛口の答え

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きゃーこの女の子いいなぁ

挨拶なしでーすごめんなさいε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘ 読んでる間ずっとドキドキしました♡ こんなにいいお話できるなんてすごいですね。今度わたしもチャレンジしてみようかな(^^)/ わたしもこの女の子みたいに告白上手くいかないかなぁ じゃあね ガチャッ  パタンッ


わお!

やばい!うちこういうの好き!


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