メリーゴーランドの奇跡
懐かしい匂いって言葉あるじゃないですか? 私、その時、初めてその言葉の意味を知ったような気がするんです。 私は、もしかすると、この日のためにここまで生きてきたのかもしれません。 ずぅっとずぅっと昔から、この日のために,。 私は、昔から、ある遊園地が好きでした。その遊園地は、たくさんのアトラクションがあって、人がいっぱいいて、 賑やかで、県外からも人が来るほど、人気の場所でした。その中でも、メリーゴーランドが特に人気があり、メリーゴーランドに絵がかれている、とある女王様が、お客さん達を、夢の世界に誘いました。 しかし、時は流れ、いつしか人も減り、アトラクションを動かす人も少なくなり、その遊園地は、今日で、閉館します。閉館となる今日でさえ、お客さんはたったの1人しかいませんでした。 覚えていない頃から、この遊園地が大好きだった私、鈴麗 叶花 (すずれい かなは)は、今年、25歳になります。 突然、この遊園地が、閉館すると聞いたときは、すごくショックでした。せめて最後くらい楽しみたい、そんな思いで、今日、来ました。 しかし、動いているアトラクションは少なく、メリーゴーランド、空中ブランコ、コーヒーカップ、観覧車、の4つだけでした。 私は、そのアトラクションを、めいっぱい楽しみ、夢の一時を過ごしました。 ♪~♪♪~♪♪♪ あと、30分で、閉館を告げる音楽が流れました。私は、最後に、メリーゴーランドに乗って帰ろうと思いました。 一番大きな白馬にまたがり、音楽が流れました。従業員のおじいさんが、メリーゴーランドを動かし始めます。 私は、壁に描かれている、美しい女王様を見つめました。素敵な音楽に合わせて、踊っています。 ピンクのドレスに、綺麗に巻いた髪の毛、ゆったりとしたその態度は、まるで夢のようでした。 音楽が止まり、このメリーゴーランドは、最後を役目を終えました。下りる時、白馬をそっと撫でました。 従業員のおじいさんは、なんだか、懐かしいものを見つめるように、メリーゴーランドを見つめています。 「このメリーゴーランドは、特別なんじゃよ」おじいさんがいいました。 「女王様が住んどるからなぁ、、」そして、おじいさんが、私に、ある、ブローチをくれました。女王様の絵が書いてあります。 「いわれてたんだ」 (上へもどる)
みんなの答え
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すごい素敵!
朱色の花子さんのお話、すごく素敵な話でした!メリーゴーランドの女王様を見つめているシーン、すごく良かったです! 題名もお話に合っていて、すごくいい話でした! これからも朱色の花子さんの短編小説読んでみたいです!素敵なお話ありがとうございました(^^)