夕焼け
「え、えっと……」 卒業式前日の放課後。 もうすぐお別れする教室には、私と、私の好きな人の日向くんがいた。 ずっと前から、決めてたんだ、今日、告白しようって。 なのに、なのに。 全く、声が出ない。 足が震えて、喉になにかが引っかかって。 「こっ、高校でも頑張ってね!じゃあ!」 日向くんがえっ、と呟くのを聞きながら私は教室から飛び出す。 ああ、勝手に呼び出しといて逃げるなんて、私って最低だ。 夏祭りでも、文化祭でも、クリスマスでも、バレンタインでも、ずっと同じだった。 「私、ばかだなぁ……」 泣きながら、呟く。 明日の卒業式のために体育館前に飾られた花は、私の気持ちなんて関係なく幸せそうに咲いていた。 「好きだったよ……」 花に向かって呟いても、日向くんには届かない。 「……ばいばい」 私はそう呟き、学校から出た。 夕焼けは、びっくりするほど綺麗だった。
みんなの答え
辛口の答え
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わお…ほろ苦い青春…
ども。都姫さん。珊瑚礁がらすです! 青春の恋って感じがしますねぇ。 うまくいかないところがほろ苦いけど、 どこか甘いような…。 最後に伝えられなかった思いを 花に伝えるところや、 夕焼けのシーンはとてもロマンチックで、 短い小説だったけどなんだか 心が動きました。 じゃ。
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