嘘て塗り固められた私
「おはよー葉月」 「おはよう陽菜。私勉強してるから、 後で話そ。」 「今日も真面目だねぇ優等生ちゃんは」 「もー、私は優等生じゃないよ。」 「はいはい。また後でね!」 「うん、また後で。」 私は嘘で塗り固められている 好きでも無い勉強をして 好きでも無い人と話して 本当はしたくなんかない でも私はする。したくないけどする 「おはようございます、先生。」 「あら、冬川さん。おはよう。」 「先生、荷物お持ちしましょうか?」 「有難う。お言葉に甘えさせてもらうわ」 私は嘘で塗り固められている 楽しくも無い優等生のフリをして 楽しくも無い手伝いをして 本当はしたくなんかない でも私はしてしまう。したくなんかないけど 「おはよう葉月。」 「おはようお母さん。」 「朝食できてるから食べなさい。」 「有難う。いただきます。」 「どう?勉強は捗ってる?」 「……うん、最近は特に調子が良いよ……」 「葉月、おかわりいる?」 「………うん、おかわり頂戴。 お母さんのご飯が美味しくて…」 「そう言ってくれると嬉しいわ。 おかわり入れてくるわね。」 私は嘘で塗り固められている 嬉しくもない勉強をして 嬉しくもないご飯を食べて でも私はしなくちゃいけない。 お母さんの期待を裏切ってしまうから。 お母さんは私に完璧を求めてる。だから私は優等生のフリをして 良い子のふりをして 従順な子のフリして お母さんを喜ばせるの 頭がいいフリをして 完璧な子のフリして
みんなの答え
辛口の答え
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すごいです!
こういう小説、好きです 怖いぐらい共感できてしまうのはなぜでしょうね、笑
つらい
短編小説だからあれだけど、結末があるといいなー!読んでいて、感情移入するなー
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