教えてくれなきゃわかんないから。「短編小説」
(つまらない。つまらない。) 今日も教室でつまらない授業を受けていた私。その態度にあきれる友達。それを見て面白がる男子。それを目にし、クラスに危険を感じた先生。まるで食物連鎖のように流れていく気持ち。それに耐えられず不登校になった親友。私に人権なんてない。友達だっていなくなったら捨て駒みたいなものだ。 今日も明日もつまらない。笑ったことなど1つもない。そんなあきれた人生に、早く終止符を打ってほしい。 どーせ手を挙げても当たらないし、先生だけが理不尽に喋る。何が面白いか全くわからないまま今日も終わる。 雨の日も嵐の日も晴天の日々も。何も変わらない。季節関係なくただ寒い風が心をおそう。 そんなゴミみたいな生活にある一筋の光が現れたのは6年生の3学期の始まりだった。 「お母さん。話って何?」 シングルマザーの母親に話があると言われた。 「お母さんね。新しく家を建てようと思うの。」 「え!」 「あなたがここがいいならいいわ。でも別にっていうのなら。。ね。」 バカじゃないのか?普通の子供なら絶対引っ越しなんてそう簡単に受け入れるはずがない。 「うん。いいよ。引っ越しても。」 普通の子供なら。 私は引っ越すことを内緒にしていた。引越しの1週間前、様々な手続きのため、学校から去る日になる。朝の会、嘘泣きでみんなを迎え入れた。 「わたし、私!グスン。みんなのこと忘れないから!みんなのこt、、!グスっグスンぐすん!」 ごめんみんな。でも正直とても良い気持ちだった。嬉しかった。 そんな日の3限目、トイレから帰ってきた私はあることを聞いた。 「あいつ、引っ越しするんだってな。やったな!」 男子がいう。私は(友達はそんなこと言わないはず。。)と思っていた。しかし、 「ね。こんなに嬉しいことはないよぉ!」 「そうね。」 と先生も友達もそろってほおに両手を当てて見せた。私は反射的に動いた。 「嫌いだったら言ってよ!!陰口が人をいちばんきずつけるんだから!知ってたよ!私のこと、ひいてたんでしょ!全部知ってるよ!!どこが嫌なの!自分でも自覚しているところがあるのよ!教えてよ!!教えてくれなきゃわかんないでしょ!」 そう私がいうと友達が抱きついた。 「ごめんね」 そっと耳元でつぶやいた瞬間、パン!と大きな音がした。 「テッテレー!ドッキリ大成功!」 みんな揃ってそう言った。 「え」 開いた口が塞がらない。 ここからは言わなくてもわかるだろう。私が引っ越したか。引っ越していないか。 あれから何年経っただろうか。そう言っていつも通りの黒板前に立ち、授業を始める。 それはまた、別のお話。 作者から ごめんなさい!初めて書いて見たので下手くそですけど許してください! 私が経験してきた辛さをちょっと変えて見ました!誤字ってたらごめんなさい!