別に
─別に自分が死んでも良いなんて思ってない。ただただ、暗い闇の底へ堕ちてく自分が情けないと思ってるだけ…─ 目が覚めた。あの暗い闇。一体何回見ているだろうか。すっきりもしていない、モヤモヤもしていない、変な感じ。あぁ、また── 今日が、始まる 学校に行っても、独りぼっち。隣の席の人気者、苺花がこっちを一瞥して言った。 「あっれ~?涼風ちゃんま~た1人~?」 笑い混じりのその声は教室に響きクスクスと笑い声が聞こえ始める。 「苺花は~涼風ちゃんの事、心配してるんだよ~?ね~涼風ちゃん、聞こえてる~?」 いつもは無視できるレベルだけど、今日は酷いな。 「ね~涼風ちゃ~ん?」 苺花なんてただぶりっ子ぶってるだけなのに今日は、我慢出来なかった。 ガタッと大きな音をだし、席を立った。 「ねぇ、苺花」 あんた、そんなに私を虐めて楽しいの? そんなに虐めたいなら、勉強した方が自分のためだよ? 言いたい言葉を、飲み込んでしまった。 代わりにこんなことを── 「やめてよ、バカ」 「っ、何ですって!」 パンッと乾いた音が響いた。じんわりと頬に鈍い痛みが走る。頬を叩かれたらしい。 「あんたがっバカって言う資格なんてっ無いのよっ!」 何度も何度も頬を叩かれた。私も、やり返す。 何とも言えない地味な戦いが教室で繰り広げられていた。それを見るクラスメイトは何を思っただろうか。 その日の夜、何故か気持ちよかった。 また、あの夢を見た。底の方が光っていた。目覚めるとすっきりしていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー… 部活の先輩が引退して寂しい紅紗ですー!なんかたまにはこーいうの書きたいなーって思ったらなんか醜い争いをする女の子の戦いになりました(笑) ここまで読んでくれてありがとうー!