わたしの心【短編小説】
私の心はどんな風だろう。友達は「私は青空が広がってるな」と言っている。じゃあ私の心は?私でもよくわからない。何色なのだろう。どんな空だろう。どんな風景だろう。何もわからない。ある日保健の先生に聞いてみた。 「先生私の心ってどんな風だと思いますか」「…星空がちらほら浮かび上がって深みのある紺色なんじゃないかな?」「どうしてそう思うのですか」「華さんはいつも落ち着いているからきっと深みのある紺色だと先生は思うのそして星空は時々キラキラしている笑顔が見られるからだよ。」「キラキラ…」確かに私は「落ち着いているね」とよく言われる。『キラキラとしている笑顔』と言われてたのは初めてだった。私はその夜先生に言われたことをもう一度考えた。 ………!わかった気がする。でも間違えていたら?分からない。だけどそうだと思う。私は翌朝に友達に言ってみた。 「私ね先生に『星空がちらほら浮かび上がって深みのある紺色の心』って言われたの。そしたらねその意味がねわかったの。」「本当に!なになに!」「それはね………」 [あなたは落ち着いているけれど笑顔がとても素敵で綺麗よ] 「…とっても素敵な考えだね!でも私はね…」[落ち着いているけれど星空のように明るく綺麗な心]「だと思うな!」 「…そうだね!」 私はその日から心から笑えそうな気がした。 おしまい