とある世界の片隅で
世界は狭い。 何処へ行っても同じ景色で。 終わりなんて何処にもない。 もう、もう、もう… 疲れた 何処へ目をやっても、灰色の世界。 このくすんだ世界に、私は生きている。 毎日、誰かが消えていき 毎日、ほのおが燃え上がって 苦しくて、苦しくて、 けど、どうにもならなくて、 『助けて』の一言に誰も耳を傾けず、 苦しい中で、今日も、生きている。 自分の感情が、もう、わからない。 楽しさも、悲しみも、何もわからない。 なぜ生きているのかもわからなくて、 なんだろう…なんだかな… もう疲れちゃった なんだろう、息が…上手く…できない… 腰から下の感覚が…ない…? 腹部が…痛い…い…た…い… 視界が…赤く…染まって… 血の味がする… なん…で… けど、これでいい。 もう、何も感じない