君と二人きり、クリスマスナイト
「明日俺ん家泊まる人ー!」 クラスの人気者・碧善(あおいぜん)くんが大声で言った。 「えっ、泊まっていいのかよ!?」 「うん!明日クリスマスイブでしょ?パーティしようよ!」 男子たちが集まる。 「俺行くー!」「おれも!」「僕も行くー」 「女子たちも来なよ!うち、部屋めっちゃあるから!」 …流石碧くん。会社の息子さんだもんね。 でも、私が行くわけには… 「茜!茜も来る?」 私・茜美雪(あかねみゆき)の名前を呼ばれてビクッとした。 「えっ…あ」 「この人数だと部屋あまりそうだし!」 (…ええぇぇ?むりむりむりぃぃ!) だって…碧くんのこと、好きなんだもん。 優しいくて、元気で、目立たない私にも話しかけてくれて… 「…行かないの…?(上目遣い)」 「ファウァ…(漏れ出る声)行きましゅっっっ!!!」 顔が熱くなった。可愛い…碧くん… 「おっけー!じゃ、明日ね!」 (いつも以上におめかししちゃった…) あまり履かないスカートを履いて、髪型もハーフアップにしてみた。 「おーい、茜!こっちー!」 「あっ…はい!」 「「「「わぁぁぁああぁ…」」」」 「すっげー!きれー!」 「広いねー!」 (……………) 「こ、こんな場所にっ…泊まらせていただいてもいいんですか!??」 「いーのいーの!さ、女子はあっちだよー!」 …広い。 一部屋一部屋が余計に広い。 「えーっと、コップとお菓子…っと」 「茜さーん?準備できた?」 あまり喋ったことのない女の子たちに声をかけたれた。 「ひゃっ…ひゃい!今行きましゅ!(噛みまくり)」 「せーのっ」 「「「「カンパーイ!」」」」 (…緊張する…) 「あっはは!茜、手めっちゃ震えてる!」 「へっ!?あっ、あわわ…」 どんな言葉をかけられるか…と慌てていると… 「そんな緊張しなくてもいいんだよー!」 「てか、茜ちゃん意外と反応面白いよね!」 「美雪って呼んでいい?」 (…わぁ…なんか、新感覚) 「はい…ぜひ!」 「……………………」 ………………………。 (!!!!寝れない!!!!) 緊張かな…!?目が冴えてて全然寝れない…眠いのに…!! (…少し、外に出てスッキリしよう…) 「わぁ…」 星が綺麗…! (ここは自然も多いし、リラックスできるな…) 「…茜?」 「ッッッ!?あっあっ碧くん!」 「あはは!反応!w」 (び………っくりしたぁぁぁ…) 「ホットミルクあるよ。飲む?」 「あ、ありがとうございます…」 そっと、一口飲む。 (…無糖かな?それもまた美味しい…) 「一口ちょーだい」 「えっ?」 カップを持った手をグイッと引っ張られ、碧くんはホットミルクを一口飲んだ。 (…え) え?え? 「(言葉にならない言葉)!?!?!?」 「?どした?」 「いやっあのっえっと、かっ…、かんせ、かん…」 「大丈夫!俺、そーゆーの気にしないから」 (あなたが大丈夫でも私が大丈夫じゃないんですが!?!?!?) 顔が熱い。耳も熱い。 はーーーーぁ、ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ… 落ち着けー、落ち着けー… 碧くんはこっちを見て、巻いていたマフラーを私の首に巻いた。 「顔赤いよ?寒い?大丈夫?」 (…うわぁお?) 「(言葉が出ない)」 「やっぱ寒い?家入る?」 (落ち着け自分!落ち着くんだ!) 「だ、だいじょうぶ!えっと…まだ、ここに居たいな…」 (…はっ!つい本心が…) 碧くんの方を見ると… 「…照れるじゃん。そんなこと言われたら」 顔を赤くしていた。 …もしや…これって… 「やっぱ寒いですか!?ごめんなさいこれ返します!」 「…あー…」 碧くんは少し考えてから言った。 「いや、いいよ。くっついてればあったかいでしょ」 そう言って私の体にぴとっとくっついた。 私は混乱しすぎて言葉が出なかった。 …でも、心地よかった。 もう少し、このままで居たいな。
みんなの答え
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きゅん…
HELLO!>ω<芽歌。 めうってぃぅょ ○.*/本題/*.○ きゅん… 善君に会ってみたい… 両思いだったんか? そこが気になるけど面白かった!