短編小説みんなの答え:0

小狐 社冒険者

好きな漢字は「鋳」!運動会シーズン半ばの只の・タ・です!! みんなは神社のマナーや歴史、知ってるかな? __________________________ 古き伽藍に、小狐の澪里は降り立った。 薄汚れた石切り台が社の中にあって、そこの前や奥には新鮮な供物が置かれていた。 澪里は置いてあった新米をひとつまみして口に運んでから、自分の仔人形を作り置き、社をから出た。 階段を降りて社を一瞥すると、そこには赤い塗装の剥がれた、苔の緑と紅色の塗りで埋め尽くされた立派な社だった。 澪里はその社を一周し、苔を少し触ってみてから、社を後にした。 降りたところの四角い石で組まれた道には、至る所に苔が生え、松の気が揺れ、砂利が鳴り、美しい水の音を響かせていた。 そこで、日向と古松、津丸という神達に出会った。澪里も一応神なので、所謂友達のようなものだ。 そして、その奥に、少し惹かれる雰囲気を持つ若者がいた。撫衣棗とかいう学生だ。 眼鏡をかけていて、少しラフな格好だったが、真剣な空気だった。 そのナツメとかいう学生は、階段を登ってさっきの社にお賽銭を入れると、礼儀正しく、ニ礼二拍手して、手を前に合わせた。 それが終わらないうちに、澪里はさっさと次へ行った。 次は池があった赤、白、黒の鯉が悠々と泳いでいた。美しい鰭を漂わせ乍ら、鰭をぱちやゝゝゝと羽ばたかせて、打ち跳ねた水飛沫を、澪里は避けながら見つめた。 その次には屋台があって、善哉、団子、八つ橋などが売っていた。他にもあいすくりんがあった。 そこには癸鷹という小狐もいて、静かに黙々と食事をしていた。 巡り巡って終わった先には、細い裏道があって、その自然の道を静々と進んで、社に帰った。

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