僕は無力なのか・・・
「綺麗ごとばっか言わないで!!」 彼女はそう涙が混じったような声で言った。 「私の気持ち・・・・誰も誰も・・・分かってくれない・・・もう苦しいの・・・!!」 彼女の体が・・・心が悲鳴を上げているようだった。 「違う・・・僕が伝えたいのは・・・!」 出てこなかった。 僕には彼女の気持ちが一つも分かっていなかったのだ。 そして・・・取り返しのつかないことになってしまった。 僕がもっと彼女を救おうとしてもますます悪化するだけだっただろう・・・ そんな言い訳をしている。 僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は・・・ 悪くない・・・・ 自分で言ってバカみたいだ・・・。 いくら叫んだって泣いたって彼女は帰ってこない。 僕には彼女に響くような台詞をもっていない。 もう一回やり直すことができたとしても・・・ また同じ過ちを犯すんだ。 ただただ何もない空間に 「これは定まった運命だったのか?」と問いかける そんな自分が大嫌いだ。 こんな自分を許してくれるだろうか・・・ 今更自分を憎んだって変わらない 一つ君に言い忘れたことがある 悔いも悲しみも消えない 心に響かなかったっていい。 僕は君を助けたかった。 その地獄から自分の手で開放してやりたかった。 なんでって・・・僕は君が大好きだから・・・。