明日があるから
学校が怖い 布団にくるまりながら、涙を流した。 まだ朝の6時だ。 いつもは7時に起きるので、まだ起きる時間ではない。 スマホを触る。 昨日のクラスラインと、親友からのメッセージだ。 そうだ。寝落ちしたんだった。 なんで今日、学校に行きたくないんだろう。 目尻が熱い。 『古森中学2年4組クラスライン』 ああ。 今日いるものとか、男子がくだらないこと言って遊んでる、いつもどおりのラインだ。 起きるまであと1時間位ある。 親に説明したらわかってもらえる? 兄は国立の大学に進学して、今1年だ。 もう2年生。もっと頑張らなきゃいけないのに… 重い足を何とか動かして、いつもより早めに起きた。 学校についてから、親友の井上花凛と遊んだり、普通に授業を受けた。 授業内容が全く頭に入ってこなかった。 可笑しい。 決して成績は悪くない。寧ろその逆だ。 なんで? シャーペンを持つ手が動かない。 なんで?頑張らなきゃ。やらなきゃいけない。学校頑張らなきゃいけないのに。 しんどい。 帰ってきてからは、自分の部屋のベットに倒れ込み、スマホをいじった。 『井上花凛』 親友の名前のラインを開いて、しんどい。そう送った。 部活がちょうど終わったらしく、すぐ返事が帰ってきた。 『まじで?大丈夫?今日はゆっくり休みな。明日があるんだから』 明日がある その言葉に私は救われた。 『大丈夫。明日もしんどかったら休むかも』 『いいんだよー先生も心配してたよ?今日は雪乃がおかしいって。休むのは悪くないんだよ。私の姉は不登校だし』 不登校… 『ありがとう』 元気をくれた親友にそう送り、そのまま寝落ちしてしまった。 なぜか眠る間も、胸が暖かくなった。