私とこの終わらない地獄に
下へ 下へ 落ちてゆく ゆっくりと 周りを見ても 何もない ただ 薄暗い空間がどこまでも続くだけ 上へ 上へ どんなに あがいても 上に行けない 落ちへゆく ゆっくりと ふと 横を見る この世界に似合わない 純白のベールに包まれた球 それを引き寄せる よく見ると球には翼の模様が刻まれている それを見て 球とこの世界の正体に気付く 球に優しくキスした そして離れないように力強く抱く 私は球に語りかけた 「一緒に堕ちましょう この終わらない地獄に」 そして 地獄という空間に私と天国は堕ちてゆく いつまでも いつまでも