ふぁーすとらぶ?
私は釜花左奈葩(かまはな・さなは)。 友達、親、好きな人がいてまるで幸せのお手本。 これは、そんな私の恋の物語。 私の好きな人は坂田司(さかた・つかさ)、通称ツっちゃん。小六。 私ね、正直言ってツっちゃんの好きなところがわからないの。 かっこよくなくて、意地悪で、口悪くて、どこがいいんだか。 それでも私は、ツっちゃんの事が好き。 なんでか分からないけど、気づいたらツっちゃんのこと思い浮かべて、考えて、それ以外の事が出来ない。 恋する乙女のする事は、大体みんな同じ。 私もその『大体』に入ってる。 でも、告白はしない。 今はしない。 私はね、ツっちゃんの友達で、ツっちゃんとチャットしてる子とチャットできるの。 しかも、私の恋を知ってる。 だから、ツっちゃんに何かあったら教えてくれる、とても心強い存在。 だから、私は告白しない。 でもね、ツっちゃん。 私、大きくなったら綺麗になって、あなたを恋にオとしてみせる。 だから、変わらないでいてね、司。