病室にて、君へのお見舞い。
俺は、病院にお見舞いにきていた。面会のできる時間は30分しかない。君は、まだ眠っていた。 ふと、君の綺麗で色白な肌が気になる。こんなに、白かっただろうか。インドア派な君の肌は焼けることなく白かったけど、こんなに白い肌だっただろうか。……分からない。 震える手を伸ばして、横たわる君の頬を撫でる。……冷たいな。本当に、生きているのだろうか。と思えてくるほどに、冷たい。君と手を繋いだ時は体温が高いように感じたのに。 そういえば、前にお見舞いに来た時より痩せているような気がする。あまりご飯を食べれていないのだろうか。君に、食欲がなくても食べられるものを作ってあげたい。君のためにできることと言えば、料理しかないから。 …………このまま、永遠に目を覚まさなかったらどうしよう。もう二度と、君と喋ったり、遊んだり、触れ合ったり出来なくなってしまったら。 「……おれを、ひとりにしないで……」 思わず、情けない声で呟いてしまう。涙が、零れそうになる。君の前で、泣きたくなんかないのにな。目の前が霞んで見える。そして、ポトリと1粒の水滴が落ちた。 涙が止まらなくなってしまう前に、袖で涙を拭き取って、立ち上がる。今度は、君が起きている時間に来れるといいな。 「……また、来るから。」 君に一言言って、病室を後にする。今度は花束とかプレゼントも持っていこうか。次のためにお小遣い、ためないと。 そう決心した1週間後。俺に、次が訪れることは無くなった。
みんなの答え
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すっっごい上手ですね!
面白かったです。感動しました。文章がとても読みやすくて良かったです。また、「……おれを、ひとりにしないで……」ここが、めっちゃ好きです。ひらがなで書かれてて、ほんとに、ポツリと言った感じがあって。 最後の一文ってどっちですか!? 君が元気になって退院できたのか、君がいなくなってしまったからか……。これは作者様じゃないと分かりませんね。 これからも、かいろさんの小説、読みたいです。応援してます
悲しい!切ない!
おはにちばんわ!虹色花火だよ! 本題 切ないです!主人公は絶対すきだったよね!ありがとうございました!