二度と触れられなくても
ーこの人と一緒に居られるのも今日が最後ー 3ヶ月前交通事故で亡くなった彼氏のはやとが3日前突然私(みゆ)の前に姿を現した。彼は「一緒にいられるのは3日間だけだけどだからこそこの3日間誰よりも一緒にいよう」と泣いていた私の頭をなでてくれた。 そして気づけばあっという間に3日目の夜が来た。 この日は2人で夏祭りに来ていた。もうすぐ花火が打ち上がるというときに突然はやとが「あそこいかない?」と訪ねてきた。私はすぐに理解をし2人で「高台」を目指した。 ー高台ー 私達が高台に着いたときにはすでに花火が次々と打ち上げられていた。 「初めて出会ったときのこと覚えてる?」不意にはやとが訪ねてきた。 「うん。覚えてるよ」 「お互い家族とうまくいかなくて気晴らしに花火見よって来たのがこの高台だったよな」 「…もう一度ここでみゆと花火を見てみたくてさ」 「やっぱここから見る花火が一番だな~」はやとがせつなそうにつぶやいた。 その時はやとが「あっそうだ!」と慌てた様子でふところを漁っていた。 「あのさ、俺らもう付き合って3年でしょ?そろそろ言うべきかなって思ってたんだ。」 そういった彼が渡してきたのはいかにも高級そうな小さい箱だった。 「これ…指輪?」 「そうだよ。前いいのがあって買ってきたんだけど中々渡す勇気が出なくてさ。…だから今言うわ」 私は驚きを隠せずにただ唖然としていた。 「一度しか言わないからよく聞けよ?」 「俺には好きな人がいます。その子は頑固で泣き虫で俺のことが大好きです。でもすごく優しくて俺の世界でいちばん大切な人です。」 「っ………」 「そんな君に伝えたいことがあります。」 「頼りなくて、失敗ばっかりの俺だけどこんな俺と結婚してくれますか?」 「これが俺の最後のわがまま」 涙が次々とこぼれ落ちてきてただ頷くことしかできなかった。 「ありがとう。………ってもういかなきゃいかないんだけどな笑」 「どうせなら今この瞬間だけでも俺のお嫁さんになってよ」 「いかないで…」 涙で震える声でやっとの思いで言えた言葉だった。 「え…」 「私はもっと…ずっとはやとと一緒にいたい…」 「色んなところに行って、たくさん笑って、隣にいてくれるだけでいい」 「はやとがいない生活なんて嫌だよ…」 泣き虫な私には笑って見送るなんて無理な話だった。 「…俺だって…俺だって嫌だよ」 はやとの頬に涙が伝っていた。 「できることならみゆともっと一緒にいたい…。…みゆのことをずっと守ってやりたかったっ…」 「やっとこうして触れられるのに…」 「はやとぉ……」 消えかかった体で私のことを力強く抱きしめてくれた。それは今までで一番力強くて、そして暖かかった。 「俺…ずっとみゆのこと空から見守ってるから。…だからひとりじゃない。」 「あんまり下向き過ぎんなよ。」 「…わかってる…」 「笑 泣き虫は相変わらずだな」 「……いいよ。今は泣いときな」 はやとの言葉で心が緩んで大粒の涙が次々と頬を伝うのを止めることができなかった。 しばらくしてはやとが何かを決心したように前を向きそして私の方を向いて頭に手を置いた。 「みゆ」 「大好き」 そういうと彼の姿は跡形もなく消えてしまった。 ただ白いアザレアだけが残っていた。
みんなの答え
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ん?
こんにちは!ココアシャーベットだよっ☆ ー本題ー 調べて気付いたんだけど白いアザレアの花言葉は「貴方といれて幸せ」 ってことらしい!その白いアザレアがはやとの心を表しているんじゃ ないかな?と思う! ばいばいっ☆
とっても感動しました!
☆*,.~本題~,.*☆ とっても良い話で、感動しました! じゃあねー!!
感動!
おはにちばんわ!虹色花火だよ! 本題 いい話です!感動しました!ありがとうございました!
うぅ!上手すぎ!泣かせんなって・・・
・こんちゃ!あまねで~す! 本題:あまねより ・うぅ!めっちゃ感動する・・・やっぱりニフティキッズで読む小説のほうが何か感動しやすいし心を動かされやすいんですけど!なんでだろっ?表現の仕方が上手だからかな?小説のプロぐらい上手!まだ泣いてます・・・ホントの話なんですけど、まじで泣いてます。
か、神作だ…
真夜中の天使でーす! すごすぎる…!!感動したよお! ありがとう!またいいお話作ってね!
感動、、、
こんあおい!葵です! 私男女の恋愛苦手ですが これはいけますね、、、! とっても感動! ありがとうございました!
とっても感動した──!
空愛です(∩。・o・。)っ.゚☆。・ .。o○本題○o。. とっても感動した──! では(^^♪