いつか隣で歩きたい。
大嫌いだ、アイツなんか。 部屋に駆け込んでそう繰り返す。 何度も、何度も、私にそう言い聞かせてドアにもたれかかった。 何、いつもの事じゃない、アイツと喧嘩して、ただ負けて、その時の笑顔が何よりも輝いていただけじゃない……。認めたくない、アイツの事が好きだなんて。でも、きっとアイツは気ずかない。私はアイツの隣で歩けない私は前か後ろできっと走っているんだろう。アイツの隣で歩けるのは冬の体調が良くない時だけ。 こんな事は思ってはいけないのだろう。でも、そうじゃないときっとアイツの隣は歩けないから……。 永遠に続く少しオモイ片思いを拗らして。 ずっとアイツの隣で歩いてみたいから。