繰り返す日常
ピンクノイズが私を削る。 あまりにもちがいすぎる私たちは、少しでも状況がちがえば出会うことすらなかったのに、一つも感謝をせず、身勝手な高望みを繰り返す。 今日も、生暖かいピンクノイズが私を削る。 燦然たる光が、あなたから失われる。 今日も、日光が私たちを監視している。 本心で話せることは一つもない。 あるとき、ツメタ貝が私のもとにやってきた。初めて見るツメタ貝に夢中になっているうちに、違和感を覚える。 気づいた時には、忌々しいノイズはきれいさっぱり消えてしまった。 ツメタ貝に手を伸ばしたが、残念なことに、さんざん削られた体ではツメタ貝を拾うことができないのだ。 どうやら残されたピンクノイズを聞くことすら叶わないらしい。 私にあるものは、でこぼこになった体だけ。 日光にだけはバレないように、生まれてきたことこっそりと後悔した。 そうして、一年が経ってしまった。 ぱちぱちと弾ける音に邪魔され目を覚ます。ふと目を遣ると、ツメタ貝が火を放っている。 凄まじい虚無感が私を襲う。 治まらない吐き気と共に、新しいノイズを出迎える準備を始めた。
みんなの答え
辛口の答え
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好きです
好きだ…ってなりました。好きです。 全て分かるにはきっと遠いけれど、この作品の雰囲気がとっても好きなので、読むことができてよかったです。 文体と言葉選びがすごく素敵だなと思いました!
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