私の変われた理由
もし私が転生するとするならば、きっとヒロインを懲らしめる方法を考え醜く消えていく悪役だろう。 逃げた。逃げた。逃げてしまった。 中学一年生、新しく部活というものが始まる。 私は吹奏楽部に入部し、クラリネットのパートへと入った。 最初はとても、とても楽しかった。 けれど現実はハッピーが続くわけではない。 夏のコンクールへ向けて私の部は夏休み毎日5時間の練習があった。 そのうち、私は部活に行きたくなくなった。要は厳しいのが嫌だったのだろう。 そんな自分に嫌気がさす。 部活を初めてサボって帰り道を歩いていた私はふっと笑った。 サボり癖がついてしまったらもう終わり。気づけば私は部活に行かなくなっていた。 それから半年。 仲間に強引に誘われ、再び私は部室のドアの前に立っていた。 こんな私が行っても迷惑だろう。 けれど今までの罪滅ぼしみたいな感じで最後まで出席しよう。 そう思い、普段なら早退する合奏にも参加した。 合奏が始まり自分のパートが近づいてきた。 おそるおそる口をリードにつけ、音を乗せる。 そうすると、なぜだろう。 凄く楽しかった。 もちろん吹けないところは多い。 けれど「音を合わせる」ことが楽しいと思った。 この日から私は部活に参加するようになった。 もちろん参加してない期間が多く周りとの実力の差はあるが、精一杯自分なりに頑張ろうと思えるようになった。 仲間や先輩のちょっとした言動に傷ついたりすることもある。 けれど、その回数の倍以上楽しいの思える瞬間があるのだ。 もう一度自己紹介しよう。もし私が転生するとするならば、自分なりに精一杯足掻いて消えていく悪役だろう。
みんなの答え
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すごい!
ど-も、星依菜です! × × × ーーー × × × 考えが変わったのを また書くの、すごく考えられてる! また短編小説書いてほしいです! × × × ーーー × × × ばいせな~!