金木犀の匂いが消えると冬が来るそれは君の終わり
私は窓の外を見ながらこれからのことを考えていた、秋らしい風が頬を掠めた。 ふいに隣を見ると知らない同年代くらいの女の子が隣に立っていた。どうやらお見舞いに来てくれたようだ。 私は病気にかかっていて絶賛入院中の身誰かが来てくれることは嬉しかった。するとその子が。ボーっとしていた私に 「大丈夫?そろそろ出ていかないといけない時間だよね。またくるね。」 そう言い残して出て行った。 金木犀の匂いが風に乗せられ顔ってきたがとても微かで儚かった。 (もうすぐ冬なんだなぁ雪は降るかな) 呑気にそんなこと考えているうちに幼い頃友達とした雪合戦の事を思い出した (全身雪だらけになって結局はどっちも手の冷たさで泣いちゃったんだっけ) あの時遊んでた友達の顔も名前も思い出せないけれど、 (幸せならいいな、また会えたらいいな) そう思った。 今日も君の元へ足を運ぶ 君は自分が記憶を忘れていってることに気づいてないからいつもニッコニコで退院できる日を待ち侘びてる。 部屋に入ると君は窓の外を見ていた でも君に会える時間は少ないからすぐに帰らないと。 君がこっちに気付いてもぼーっとしてたので、 「大丈夫?そろそろ出ていかないといけない時間だよね。またくるね。」 そう言って出て行った。 金木犀は枯れかけていて、もう直ぐ冬が来る事を暗示していた。 (君がいなくなっちゃうくらいならずっと秋でいいのに) 幼い頃の雪合戦をまだ君は覚えてるかな、覚えていなかったら悲しいな。 (また明日も会えますように) そう神様に祈った。 冬が来て直ぐに体の異変に気づいた 視界が霞んで、終わりに近い事を悟って 走馬灯を見た。そこにいつもいるのは、 お見舞いに来てくれるあの子だった 全部思い出した。 ガタン あの子が部屋に入っきた 君の終わりが近い事を知って急いで病院に来た君は痩せ細ってて。私の方を向いてた。 もう直ぐ君の明日は無くなっちゃう。 ヤダ そんなのやだまだまだ一緒にいたいよ。 目から顔がびっしょびっしょになるくらい涙が溢れる。 「こっち_来て」 君はそういった 私が近くに来ると 「忘れててごめん。泣かないで、幸せでいてね」 ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 無機質な音と共に君の体温は抜けていった。
みんなの答え
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いい話!感動!
おはにちばんわ!虹色花火だよ! 本題 とてもいい話!感動しました!表現もタイトルも上手ですね!ありがとうございました!