私の音楽は、大好きな貴方と一瞬を生きてきた
私は、幸せだった。 きっと、私の人生では考えられないほど綺麗に笑えているはず。 きっかけは、本当になんでもない日から始まった。授業をサボっていた私は、誰かの家の鍵が落ちているの廊下で見つけた。丁寧に鍵にはタグが付いていて「白川天音」と書いてあった。私のクラスメイトで、いじめられている男子の名前だ。きっと、彼をいじめているグループが嫌がらせをしたのだろう。他人に興味がない私でもさすがに家の鍵が落ちているのを無視すればいじめ同然となってしまいそうだな、と思う。終業のチャイムが鳴ると同時に私は鍵を持ってクラスに戻った。 しかし、白川のかばんに鍵を戻しているとクラスメイトに見つかってしまった。大して気にも留めなかったが、翌朝クラスに足を運ぶと私は孤立していた。 私が、白川の鍵を盗もうとしたと噂されていたんだ。 ショックかというと別にそうでもない。元から友達なんていないし、普段から孤独を好む性格だからむしろ楽だ。だけど、たまに物を隠される嫌がらせを受けるのでうんざりしている。 その日、私はまた授業をサボった。そして、さらに学校外へ向かった。目的地はないけれどいつも行っている屋上は今日から工事なので学校内だと行く場所がない。 制服姿の女子が昼間に外にいるなんて異質の存在にしかなれないけれど構わない。 「音楽サークルメンバー募集中!」 、、、何これ。街の角に貼られているポスターを凝視した。こんなの本気で言っているのか。ちょっと面白そう。面白半分で私は応募をしてみた。性格の悪さが滲み出ている。 嘘でしょ、合格しちゃった。どうせ落とされると思っていたのに。私がでたらめに書いた意気込みやらはどうやら気に入られてしまったらしい。 「神野、冬音さん。応募してくれてありがとう。」 「え、嘘、」 さらにポスターの作成者は、クラスメイトの白川天音だった。そんな形で、私たちは2人で音楽活動をすることになってしまった。 「ねぇ、見てこれ。」 「わぁ、すごい。再生数。すっごく伸びている。やっぱり天音って作曲上手。」 「冬音の歌詞もすごくいいよ。心に響く。」 優しい、空間だった。本当に、楽しかった。あの日の行動から私はひねくれた性格を少しでも治せたのかもしれない。 でも、私は、白川天音という男の子の出会えたのが本当に奇跡だったな、と思う。 「これで、最後の曲だね。」 「最後の手紙」私が命名した曲名。 私はね、寿命があるから。明日の手術を失敗すれば死ぬ。だからさ、最後の歌には貴方に向けた歌詞を書かせたもらったよ。 ありがとう。 ありがとう。 私は、幸せだった。 今、きっと私の人生では考えられないほど綺麗に笑えているはず。 ごめんね、先に死んじゃって。 でも、それ以上に人生を輝かせてくれてありがとう。
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うわぁ、すごい…
こんにゃん!S.Kだにゃ! ほんにゃい(本題) すごい上手ですね!最後の最後で物語の真相が見えました! (勝手な考察です) 多分、主人公は手術が難しい(?)病気かなんかにかかっていて、人と下手に関わって思い出が出来てしまうのを防いでいたんですよね。 思い出が出来てしまうと辛いから。 だから孤立しても良かったし、授業もサボってた。 でも、私は、本当は寂しかったんだと思います。 しゅーりょー すっごく面白かったです! それじゃあ、バイにゃん!
すごい!
ど-も、星依菜です! × × × ーーー × × × 感動した! 音楽はせ-が1番好きなジャンルなんだよね~ とってもすごいです! ぜひまたお話書いてください! × × × ーーー × × × ばいせな~!