ミチ
私は、獣医師になる。 そう心に決めた、4年前の夏。 それは、私が小学2年生のときだった。 「ねー!わんちゃん飼いたい!おるすばん、1人さみしい!」 動物が苦手な母に、頼み込んで我が家の家族となった、トイプードルのちゃちゃ。 愛おしい愛犬を、助けるために獣医師になりたいと思った。 その事を、両親に話した。 すると、「中学受験した方が、近道になるんじゃない?」 そう言われて、友達に紹介された塾に通わせてもらえることになった。 四年の月日がたち、私は、小学校の卒業式を終えた。 私が行く中学は、家から遠く離れているため、引っ越すことになった。 これから私が進む道は、何があるかわからない、辛いことがいつあるかわからない、未知な世界が広がっている。 大好きな元彼、大好きな友達、大好きな先生。 今目の前にいる、大好きな元彼とお別れなんて、嫌だ。さみしい。会いたい。 でも、自分は自分が決めた道に進まないといけない。 忘れようと思っても忘れられない、元彼。 いつも優しくて、明るくて、一緒にいて楽しくて、、、 ああ、涙が出てくる。 切ない。どうしようもない。 そう思うと、私は彼に口付けをしていた。 泣きながら、大好き。と言った。 彼はぽかんとしていたけど、「ありがとう」と言って私をぎゅっと抱きしめてくれた。 その後、一つのキーホルダーを手渡してくれた。 「これ、お前の誕生石ついてるやつ。…おそろだよ。また会った時に、お互いだってわかるでしょ?笑」 顔を赤らめて、私をやさしく見つめる彼。 ただただ泣いた。 悲しくて、切なくて。でも嬉しくて、幸せで。 私は、彼からもらったキーホルダーをつけながら、長い道を歩いていく。 将来のために。愛犬のために。 そして、いつかまた出会うと約束した彼に、立派な姿を見せるために。
みんなの答え
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出会えるといいね!
こんにちは!秋桜/Cosmosです! その二人また出会えるといいね その後の続き気になる!! 後、犬はどうなったのかな…めっちゃ気になる! 次の短編小説楽しみにしてます!