短編小説みんなの答え:0

流星群

僕は、流星群の日は必ず君と過ごした「あそこ」に行く。 もう一度、君に会いたくて、、、 夏休み、する事が何も無い。友達もいない。 暇つぶしに、公園に行くか。 一人ぼうっと噴水を見る。まあでも、今は一人でいたいから、丁度いいな。 すると、どこかから鼻歌が聞こえてきた。 声の主は、僕と同じくらいの歳の女の子。 なぜかじいっと見てしまった。 僕の視線に気がついたのか、その子は僕に近づいてきた。 わっ、やっべ。今日は誰にも絡まれたくないのに! 「君、ひとりぼっち?」 話しかけられた。でも、自覚はあるけど、他人に「ひとりぼっち」だなんて言われると、ちょっとムカつくな。 「何、悪いかよ。お前もだろ。」 ムカついたから、ぶっきらぼうに言った。もう僕に、絡んでくるな。 でも、、 「ふふっ、そうだね。でもさ、ひとりぼっちって寂しくない?一緒に遊ぼうよ!」 遊ぶ気はなかった。しかし、僕の首が、勝手に頷いていたんだ。 なんでだ? まあ良い。たまには、遊んでみるか。 その後、一週間ほど君と遊んだ。 その間に、君は僕にとって大切な存在になっていたようだ。 だから、あの別れはきつかった。 「そう言えば、明日って流星群だよな?」 そういうと、君の表情が暗くなった。 どうしたんだ? 「そうだったね。一緒に見る?でも、私との別れが来る事は覚えといてね。」 僕はその言葉の意味がわからなかった。でも、君との別れを考えると、とても悲しくなった。 流星群の日僕は浴衣を着て行った。 君も浴衣を着てた。 そして、二人で流星群を見た。 流星群を見終わり、君に話しかけようとすると、 そこに君はいなかった。 それから、毎日君を探した。 そして、しばらく経った。 その日は流星群の日だった。 僕は、君との思い出に浸りながら流星群を見た。いつも遊んでいた、あそこで。 すると、君が現れた、ような気がした。 そして、言った。 「私のことを探してくれてありがとう。それじゃ、本当のさよなら。」 それ以来、流星群の日はあそこに行く。 もう一度、君に会いたくて。

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