短編小説みんなの答え:1

その一歩で。

登場人物 小鳥遊夏夜(たかなしかよ)※語り手は夏夜 母「お風呂沸いたわよ!はやく入っちゃいなさい!」 夏夜「はーいはい」 めんどくさい。もう最近は気温が上がってきて暑くなっている。 夏夜「…入る前に夜風にあたるか。」 できるだけ体の熱を逃そうと、外に出た。 ーガチャ 星は見えない。特に褒められるような特技がない私だけど、星のことについてはよく知っていた。親からはよく「星博士だね!」なんてよく言われたものだ。そんな親も今では褒めてくれることなんて滅多になくなった。逆に怒ることが多くなった気がする。息苦しいような生活の中、私の息抜きができる時間は星を見ることぐらいだった。 夏夜「星は見えない…か。」 がっかりする。つまらない。 夏夜「はぁ…」 とりあえず地面に腰をおろした。空はただただ暗い色に塗りつぶされた画用紙に灰色のモヤをかき足したようだ。もうここから動く気力もなくなってしまった。…けど、ちょっと思った。ここから一歩、ただ一歩だけ踏み出したら、星が見えるんじゃないかって。今見えてる視界では星なんてある気配もない。ただ、なんとなくで思っただけだったけど。いつのまにか私はその場に立っていた。一歩踏みだす。別にいつもと変わらない一歩だった。特別、漫画のようなスローモーションもない。………求めていたものはなかった。けど、…「なにか」はあった。モヤに隠された黄金の光。 夏夜「月だ…」 確かに、晴れた日のピカピカと輝いている月の方が綺麗だと思う。けど、星を見れなかった残念さなのか、晴れた日の月よりも何倍も綺麗に見えた。よく見えないし、月を引き立てるようなものもない。それでも、その時の私にはとても月が綺麗に見えた。一歩踏みだしただけで、こんなにも世界が違うように見えるなんて。案外、世界って簡単なのかも。って思った。 夏夜「そんな難しく考えなくてもいいのか…」 私は、家に入って、浴槽に向かった。 あとがき こんにちは!のんちゃんです。今回は、一歩でも踏み出したら希望が見えた、というお話。 求めたものではなかったけど、また新しい素敵なものに出会えた奇跡。大事にしたいですね。最後まで読んでくれたあなたにも、そんな素敵な出会いがありますように…。それではまたキズなんで!

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いい話!

おはにちばんわ!虹色花火だよ! 本題 とてもいい話でした!ありがとうございました!


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