木の精霊と、庭娘
これは、誰も知らない森にすむ女の子のお話… 私、カーラ。魔法の森に住む15歳。私の家の前にある、大きな木…。それは、地球の源でもあるんだって。 大昔、命の神と木の神の子供が植えた木で、水や酸素を作り出しているらしいの。つまり、その木がなくなれば、私たちは生きていけないということ。 私の両親はこの、『地球の木』の研究のため、世界中を旅しているの!その間、地球の木を見守るのが私の仕事。両親が旅にでてから7年間、私はこの庭から出た事がない。でも植物に囲まれたこの生活も、それほどイヤじゃないけどね。 今日も私は花に水をやりながら、庭を散歩していたの。 そしたら… 「カーラ!」 後ろから知らない女の子が歩いてきた。 「誰?」 「私…私はキキ。あなたに会いに来たの。」キキはそう言って、笑った。 両親以外の人に会うのは初めて。どうしてキキはこの庭を知ってるの…? 「あなたのことは、小さい頃から知っているわ。でも、他はまだ知らないことだらけなの。」キキは大人びた口調の割には、私よりずっと幼かった。 なぜか、初めて会うのに、ずっと知っていたみたいに感じるのは…どうして?わからないけれど、キキとは友達になれる気がしたの。 翌日もキキはやってきた。「これ…なんていうの?」キキは一つの花を不思議そうに見つめて言った。「バラっていうの。キレイでしょ。」 「キレイ…」キキと私は、庭を一緒に散歩したり、花に水やりしたり…誰かと一緒って、こんなに楽しいんだ! キキと出会って一週間。私はキキにあるものを渡した。「これ…何?」「ペンダントよ。友達の証で作ったの。」私が作ったのは、小さな木のペンダント。花の形が掘られていて、すごく可愛い。「ありがとう、カーラ!」 私にとって初めての友達だった。 次の日、この日は両親が帰ってくる日なの! 私はキキと一緒に木戸の前で二人の帰りを待った。 「あっ!」 パパとママだ! 「カーラ!」私はママに抱きついた。「ずっと一人にしてごめんね。」 「ううん。私、一人じゃなかったの」 私が振り返ると…そこには誰もいなかった。 今日も地球の木は穏やかに葉を揺らしている。 「キキ、おはよう。」私はそっと、その木の幹を撫でた。 そこには、ペンダントの花形が、誰が描いたわけでもないのに、ついている。 私とキキの友達の証が…。 〈あとがき〉 読んでくれてありがとうこざいます!初投稿なので、へたくそかもしれませんが…(汗) キキの正体が分かったら、コメント(?)書いてくれると嬉しいです!
みんなの答え
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キキの正体は地球の木!
にゃんこです。 キキの正体は地球の木でしょ! ペンダントの花形が誰が描いたわけでもないのに、ついてるらしいからキキだ~ 小説 上手だね!
いい話!
おはにちばんわ!虹色花火だよ! 本題 とてもいい話でした!キキの正体は、地球の木ですよね?名前的にもそうっぽいですし、最後の方の文的に、「私はそっと、その木の幹を撫でた」とか書いてあるので、そうだと思います。ありがとうございました!