私の最愛の人
私、平林沙也加(ひらばやしさやか)。高校2年生。 「沙也加、一緒に帰ろ」 今話しかけてきたこの人は、柏友樹(かしわともき)君。彼は、私の一番の友人だ。 実は、私は彼が好きなの。でもね、彼は身長高いしイケメンだし、成績優秀だから、すっごいモテる。私なんて、彼とは釣り合わないし、彼もきっと、私を友だちとしか思ってない。 「柏君!そうだね」 彼と、夕日が照らす帰り道を歩いていた。 「あのさ、沙也加。お願いがあるんだけど。嫌だったら断っていいから」 「何?どうしたの?」 彼からお願い?珍しいな。 「俺、沙也加のことが好きでさっ。つ、付き合ってくれないか?」 「えっ!」 ほ、ほんとに?嬉しすぎるっ! 「私も、柏君のことが好き!よろしくっ!」 「本当に?嬉しい!」 だけど、私はその3日後、飲酒運転の車にはねられ、意識不明の重体となってしまった。 あ、れ?私、生きてる。ん?え?何で?目が開かない。体が動かない!感触はある。外の工事の音も、聞こえる。なのに、何で? ガラッ 「沙也加、来たよ」 その声、柏君。そうだ。せっかく柏君と付き合えたのに。 「沙也加?」 私は泣いていた。声も出さずに、ただ目から涙を流していた。 その時だった。 何かが、唇に触れた。これは、もしかして。 あたたかくて、柔らかい、柏君の唇。柏君っ! あっ!目が開く。手が動く。目の前に、柏君がいた。 「か、柏君」 「沙也加っ!」 私は柏君に、力いっぱい抱き寄せられた。 「沙也加さ、いつまで柏君って呼ぶつもり?俺は沙也加の彼氏なんだからさ、下の名前で呼んで」 「友樹、君。んっ!」 思いっきりキスされた。顔が熱くなる。 ありがとう。私の最愛の人。
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
恋愛系すき!
こんにちはぁー!ゆみです! 恋愛系大好きです☆ わぉ、最後キスか笑面白いし感動…♪ 感動をくれてありがとう! 飲酒運転は怖いよね…(>_<) それじゃあ明日の世界が貴方にとって素晴らしい1日になりますように。 ばいばい☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆