そらのなみだ
「ねぇ、知ってる?愛しあってる者同士が離れ離れになるとき、晴れていてもそらから雨が降るんだって」 ーーーーー 私は一瞬で恋に落ちた。 「君は、これが好きなんでしょ?」 陽だまりのような笑顔で笑いかけた貴方。 「ありがとう。すごく、嬉しい」 サプライズに、頬を赤らめながらうれしそうにしてくれた貴方。 「君は、ちゃんと生きなきゃだめだよ」 傷だらけの顔に、優しい笑みをうかべてくれた貴方。 ぽつ、ぽつと音がなる。 それは次第にざーざーに変わる。 ああ、神様 そら、は"空でなく、"天"だったんだね これは、"雨"じゃなくて"涙"だったんだね これは、命を奪うせめてもの償いの、神様の涙なんだね 読んでいただきありがとうございます。 感想・アドバイスお願いします。