道案内 ホラー
私、三谷澤加恋(みやざわかれん)。 「あれ、ここ、どこだ?」 気付くと知らないところにいた。 「こんにちは、わたし水雨藍(みずあめあお)。飴売りの少女と言われているの。水飴、食べる?」 「はい・・・。」 「じゃあ、100円ね。100円玉ある」 「あ、はい・・・」 「はい、預かりました。どうぞ」 さしだされたのは、水色の綺麗な飴。 その飴をたべながら、 「あの、宮古市のスカイパークってどこですか・・・」 「あら、そうね。スカイパークならしってるよ、あんないしてあげる」 藍さんは小道をてくてく歩き、近くの家のポストに100円が入ってるのを確認してそこに飴をぽいぽい入れながら案内してくれた。 「せっかくだし一緒にいこっか」 「うん・・・」 そういいながら、なにかブツブツと言っていたが気にしないことにした。 そして大きな水たまりについた。 そして藍さんは何を思ったか水に飛び込でいった。すると、急に水が変化し、大きな手が水から生えて来た。 手は私の方に真っ直ぐ伸び、私を掴む。 「え、なに、なにこれ、やだっ。怖い!」 でも手は数を増やし、「オイデェ・・・オイデェ・・・」と言いながら掴んで水の中に引きずり込もうとしている。 そして、あっという間に引きずり込まれてしまった。 「ア。ヒトガキタヨ。アノヒト二イレカワッテモラオウ」 「カレンチャン、イイアイデアネ。アタシガミズアメでツッテクルヨ」 「ウン、トコロデワタシハダレトイレカワッタノ?」 「サオッテイウヒトヨ」 「ヘエ。ジャアアノヒトトイレカワッタラカラダガイレカワルノネ」 「ソウヨ」 水の魔に入れ替わられた人は絶対に逃れられない。水の魔に入れ替わられた人は絶対にその人の家には帰ることは出来ない。