冷淡女王の恋
冷淡女王の恋 私は黎明晴夏。中学1年。 入学式の日、私は恋をした。 こんな感覚は、はじめてだった。 でも、君が振り向いてくれないことは、目に見えている。 成績優秀、どんなことが起きても、表情一つ変えない、猫のような、冷淡女王。 そんな私に君が寄って来るはず無い。君のような、明るく、面白い人は。 ...なのに、なぜ、言ってしまったのだろう。私らしくない。 君の答えを待つ私は、「冷淡女王」という名に似合わぬ顔をしている。すごく赤い。 「いいよ。」 ...君の答えに、私は、はじめて、表情を顔に出した。