短編小説みんなの答え:2

世界の命日:私が最後の涙を流した日。

『逃げろーっ!』『向こうはもう侵食されているぞ』『もう時期こっちにも侵食しに来るだろうっ』『早く…っ』 炎が風に揺られ,人の声も風に揺られている。炎はどんどん火力を増して,火花を散らしてとても熱い。 多分,あと少しでこの世界は終わる。炎に包まれて,消えていくんだろう。 『もうヤだよ…っ』 『キャーッ!』『まずいぞっ。人が倒れ始めている…』『この空気を吸うな!口を抑えろ!』 なんで,侵食されているんだろう。 ――――――――― どうして,こうなってしまったんだろう? ――――――――― ―あの時 私は,重い自転車を引きながら,あの坂道を登っていた。 気づけば,目の前に校舎が見えてきた。 友達と「やっとついたね」って,汗をかいた顔で笑って,最後の力で坂道を全力で登った。 汗をかいたあとの教室は冷房でひんやりしていて「涼しいね」って笑い合う私たちの影を,真夏の太陽が作り出していた。 体育のときは,気になる男子を応援して,頑張ってる姿を見てほしくて,私も頑張ってた。 放課後は,友達と重い自転車で坂道を下って,寄り道して。 嗚呼,あそこの駄菓子屋のアイス美味しかったよね。私,あそこのチョコアイスが好きだった。 たまに,ふざけすぎてアイス落として駄菓子屋のお婆ちゃんに怒られたり。 「門限過ぎちゃうから」って,今日は寄り道我慢の帰り道もあった。 でも結局門限過ぎちゃって,お母さんに怒られるとか。 帰ってから,気になる人のLINEではしゃいだり,友達とのLINEで笑ったり。 そんな何気ない日常が楽しかった。 こういう日々が,明日も続きますようにって,布団に入ってから思っていた。 …のに。 なんで…。 みんな,何処にいるの? ねえ。 ねえっ…! 何処にいるの,答えてよ…! またみんなで,あの坂道頑張って登ろうよ。冷房で冷えてる教室で涼もうよ。気になる男子を応援しようよ。 放課後,お婆ちゃんの駄菓子屋でアイス食べようよ。門限過ぎちゃうからって,急いで帰ろうよ。 帰って,LINEで話していようよ。 私,楽しかったよ。みんなといるの。 だから,また同じ事しよう…。 また明日も…。 『また人が倒れてしまった…』 『でも何だか幸せそうだな…』 『おいっ逃げろ…っ!』 あ…みんなが見える…。みんな,幸せそう…。 「みんな…待って…」 その日,私が涙を流した日,世界は炎に包まれていった。

みんなの答え

辛口の答え

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日常に感謝しなきゃ

まるで大人の書いた小説のようだった。私じゃこんなにうまく書けない。センスあるね。 少し複雑な気持ちになった。天国でみんな幸せになれますようにと思った。 はにぃさんの小説を読んで、やっぱり日常は大切で幸せで、日常に感謝しなきゃと心に響いた。ありがとう。


一体何があったの!!??

普通に過ごしてたのに、もう世界が終わるなんて寂しすぎるよ! 文が綺麗ですね! 小説これからも書くのをやめないでね。(短編小説は終わったけど) あなたにエールを届けます!


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