いつまでも、一緒
俺は湊。高校2年生。 俺には可愛い彼女がいる。彼女に会いに行くために学校に行く。 「おはよう、湊」 彼女の維千香がむふーっと口角をあげ笑いながら声をかけてくれた。 「おはよう、維千香」 いつものような挨拶。まだまだ続く幸せを噛み締めようと思った。 なのに、 ある雨の日だった。 「先日、綾瀬維千香さんが、車に跳ねられ死亡しました。」 先生がいかにも静かな声で衝撃な事実を話した。 「は、、、?」 誰にも聞こえない静かな声で、俺は疑問と怒りを吐き出した。 維千香が、死んだ?冗談、、じゃない、、、 夢だ、と思った。こんなの絶対の現実じゃない。 でも、周りのすすり泣く声や、泣いてる人を励ます声が、俺を現実に突き落とした。 ー2年後ー 「もう卒業か」 冬の寒さが和らいだ気温におれはしみじみとそう感じた 維千香が死んでから2年が経った。 維千香が死んだ一ヶ月は立ち直れなく、休んでしまうことも多かった。 もう立ち直った。 でも。 「おはよう、湊」 この言葉だけは、ずっと心の中で毎朝声をかけてくれる。