音
ずっとうるさかった 罵声、悲鳴に鳴き声、何かと何かがぶつかる音 うるさくて心地悪くて・・・ だからずっと耳をふさいでたんだ ずっとずっと でも心のどこかではきっと期待していた 心地の良い音が聴けることを・・・もしかしたら君の声を 耳から手をはずそうと 思ったときもあった でもよみがえってまたまとわりついてくる 幻聴に結局おびえてしまう 僕は怖かった このまま手で耳をふさげば大丈夫だ そう自分に言い聞かせーーーーー ???? ・・・・っ!? 君は僕に手を差し伸べた 僕はその手をとろうとーーーーー 無理だ やっぱりだめだ 自分の弱さに涙が出てくる そんな僕を君はきっと優しい声で何か言ってくれた 気づいたら僕は耳から手をおろしていた
みんなの答え
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拝啓、一生逢うことのない君へ
雨が降ると思い出す。 桜と、雨と、貴方の傘の色と一緒に思い出す。 親友だと思っていた人に告白された。 「好き」って。 何も言えなかった。 どう返せばいいのか分からなかった。 ただ、どの選択をしてもこの関係が壊れてしまうというのはわかった。 壊したくなかった。 壊していいものなのかと疑問に思った。 上手くできる自信がなかった。 友達から恋人になることじゃなくて、自分がちゃんと貴方を好きでいられるのか、心変わりしないか、傷付けないか。 好きかと訊かれたら好きなんだよ。 でも恋愛の意味なのか、友情としてなのか、それとももっと別のものなのか、理解できない。 それに名前をつけられなくて。 答えを保留にしたまま、貴方はいなくなってしまった。 どうすれば自分も貴方も傷付けないで済むか考えていたら、結果的に貴方を傷付けて弁明できないところまで来てしまった。 今でも、貴方と話さないとどんどん自分の中で貴方との思い出を美化してしまう。 美化して汚い話も汚い言葉も全部なしにして「貴方と一緒にいた時間は本当に大切で綺麗で儚いものだった」って何も考えずに言ってしまいそうで、自分が怖い。 自分が持っているすべての言葉で、全力で、思い出を綺麗に片付けようしている。 そう気付いたとき、もう自分はあのときの、貴方がいたときのようにはいかないんだなと強く思った。 思い出に、過去の話にしようとしている 忘れるのが怖い。 貴方に対していつも好印象だったわけじゃない。 なのに、それすらも忘れて、貴方と話したことも、貴方の言葉遣いも、気持ちも、自分と同じだったって、そう思おうとしている。 今思えば、貴方のことを何も知らなかった。 自分のことを貴方に伝えようとしなかった。 貴方の好きな食べ物も色も、苦手なことも嫌いなものも、ほとんど知らない。知らないことだらけなんだ。 ここに何かを書き残さないといけない気がするのに、何も思い出せない。 貴方の表情も、声も、匂いも、記憶が薄れていく。 具体的に、より具体的に、より納得できる言葉で残しておきたいのに上手く言葉が出てこない。 もっと何かを伝えておけばよかったと思う。 忘れる前に。 いなくなる前に。 連絡がつかなくなる前に。 もっと、早く言葉を返せばよかった。 「自分も好きだ」って。それがどんな好きなのかわからないことも。 貴方は理解してくれたと思うから。 1日かけて考えて、それでもいい返事が浮かばなくて、もっと時間を空けてしまうなんてくだらないことしなければよかった。 ずっと、そう思っている。 ずっと雨に苦しめられている。 春が来れば桜が咲く。 綺麗だと思う反面、貴方が脳裏を掠めて少し胸が痛くなる。 早く気付けばよかった。 そんな風に後悔したって今じゃもう遅いのに。 貴方がどう思っているか。 早く、気付けばもっと早く答えられたのに。 軽く見てはいけないんだと知ってたのに。 生きててほしい 生きててほしい 生きててほしい 生きててほしい 遠くへ行ってしまった貴方に。 何処かで、生きていてほしい。幸せで暮らしていてほしい。 ただそれだけ。 もしそうでいてくれるなら、自分のことなんか忘れてしまったっていい。 それなのにそんな考えとは裏腹に思いは溢れて留まらなくなる。 帰ってきてよ。 そう言いたくなる。伝えたくなる。 またあの日みたいに、貴方からの手紙を待って1日を過ごしたい。 こんな自分に、貴方のことを話してくれて嬉しかった。 信用されてるんだって思ったから。 自分は言葉を上手く使えてないのに、それでも話を聞いてくれて嬉しかった。 否定しないで、咎めないでいてくれて嬉しかった。 あのとき死んでしまいたいと思っていた自分も成長した。 希望を見いだせるようになった。 不安とか、やるせなさとか、そんなのは日常にいくらでも転がっているけれど、それでも楽になった。 貴方が自分と違ってまだ苦しい思いをしているなら、悲しいと、そう思う。 あの時のように慰められないことを、悔しく思う。 会いたい気持ちすら伝える術がない。 自分には何もないから。 ──────────── 春。雨が降る夕暮れ時と夜の間の時間に僕はそんな文章を書いた。 貴方を忘れないためであり、美化してしまった思い出を残しておくためでもあった。 僕は一度その文章を読み返し、小さく息を吐いた。 その言葉をうつし取った紙を破り、ごみ箱に放った。
虐められた人と助けた人の絆
ーー瑠夏視点 私、萩原瑠夏。虐められてるんだよねー。毎日、靴隠し、物隠し、水かけられる、お弁当捨てられる。。その他にも色々。。(笑)。笑っちゃうよね?私も笑っちゃう。イジメられる原因なんて、わかってる。虐められてる幼馴染が居たから、助けてあげたら今度は私がターゲット。まぁ別に良いんだけど、、はぁ。これからどうしようかな。。 ーー海視点 僕、水谷海。萩原瑠夏っていう幼馴染がいる。僕はもともと病気で、いつ死ぬかわかんない病気。だから虐められてたんだけど、、瑠夏姉が助けたせいで、瑠夏姉が虐められるようになった。僕はいつか死ぬのに、、、なんで瑠夏姉は庇ってくれたんだろう。。はぁ。。。 ーー瑠夏視点 はぁ。。芥川雷君、絶対に止めないよね。。芥川雷君は、私を虐めてくる人。どうしたら雷君わかってくれるんだろう。。虐めはダメな行為だって。人が簡単に死ぬっていう事を。そうだ。。海には申し訳ないけど、私が死んだらいいんだ。高い所から落ちたって、病院に連れて行かれて蘇生されるかもだけど、、よし、、怖いけど、、やるしかない。雷君がそれで虐めをやめてくれるのなら。。私が犠牲になるしか。。。 ーー海視点 最近瑠夏姉、元気ないなぁ。。どうしたんだろ、、、 海「ねぇ瑠夏姉。」 瑠夏「えっ何?どうしたの?」 海「大丈夫?疲れてるんじゃない? 瑠夏「大丈夫大丈夫!気にしないで!」 海「それなら良いんだけど。。無理しないでね。僕が悪いから。」 やっぱり瑠夏姉はなんかを計画してる。。。嫌な事じゃなけりゃ良いけど。。 ーー瑠夏視点 さて、そろそろ時間かな。出掛けるか。山の崖に。え、何で海が。。 瑠夏「どうしたの?こんな朝早くから。海が出掛けるなんて珍し。」 海「えっあー、僕今から病院なんだ。アレルギーの薬が切れてさ。。。」 瑠夏「ふぅーん。」 海「あっ時間だ!バイバイ、瑠夏姉!」 瑠夏「クスッ.じゃあね、海。バイバイ」 さて、着いた。家に遺書は置いてあるし、絶対に死んでる5日後には海の家にも海宛の遺書も送った。よし。。 私はボソリと呟いた「バイバイ、この世の中と、大好きだった幼馴染の水谷海。」 私はそこから飛び降りた。 ーー海視点 あっぶな。。病院行く途中に瑠夏姉に気付かれるとこだった。。。危ない危ない。。 アナウンス「水谷海さん、1番室へお入り下さい。」 よし、行くか。 先生「海さん、お知らせがあります。落ち着いて聞いて下さい。今まで黙っていましたが、貴方はもって後1ヶ月でしょう。」 海「え、、、」 先生「親御さんに黙っていて下さいと口止めされていたんです。。最後の1ヶ月、楽しんで下さい。」 海「、、、わかりました。」 僕は後1ヶ月以内に瑠夏姉に気持ちを伝えなくっちゃな。。 先生「ん?ちょっと失礼。はい、はい、、何だって?!」 海「先生、どうしたんですか?!」 先生「今、崖から人が落ちてきたそうだ!今意識が無い状態で、危険だ!すぐに行かないと、、!」 海「先生!僕も連れてって下さい!とても、嫌な予感がするんです。。!」 先生「しかし。。。!まぁ良いだろう。残りの1ヶ月だからな。付いてこい。」 僕の中で胸騒ぎがした。 先生「患者の名前は?!」 看護師「萩原瑠夏さん。年齢はそこにいる海さんと同じ、13歳です。」 海「っ!先生!」 先生「えっ?どうしたんだい、海君。」 海「そいつ。。。萩原瑠夏は、、、瑠夏姉は、俺の幼馴染で、俺の好きな人。。。」 先生「何だって?!」 海「先生、、お願いします!瑠夏姉を助けて下さい!」 先生「出来る限りフォローする!」 瑠夏姉と先生は、手術室に入った。とにかく無事を願うのみ、、、 そして、手術が終わった。 海「先生っ!瑠夏。。瑠夏姉は。。。?!」 先生「。。。一時的に命は取り留めた。だが今日が峠だろう。今のうちに気持ちを伝えてこい。お前の残りの人生、悔いのないようにしろ。」 海「はい。」 ー―瑠夏視点 うわっ、、最悪。死ねなかったかぁ。。でも、もうすぐ死ぬらしいし、これで雷君は、自分が間違ってたってこと、気づくでしょ。 ー―海視点 海「瑠夏姉!」 瑠夏「うわっ!ビックリしたー。。もうっ!ビビらせないでよね!」 海「いやいや瑠夏姉!何いってんの?!自殺しようとしたくせに!」 瑠夏「あぁー。。。だって、雷君、自分が間違ってるってこと気付かないからさ(笑)」 海「なぁ、瑠夏姉。僕と付き合って下さい!」 瑠夏「嬉しいなぁ。。喜んで!また来世でね、」 その後、すぐに瑠夏姉は息を引き取った。 海「瑠夏姉。ありがとう。静かに眠ってね。また、天国で。」 あれっ、なんか届いてる。。瑠夏姉から。手紙と、、、チョコレートコスモス?って花?なんだろ ー海へ 海、大好きだよ。また来世で。会おう。チョコレートコスモスの花言葉、調べてみて ー萩原瑠夏より
君と青い夏
今日は、運動会。 みんなが全力で戦います。 私はひなの。 私には、好きな人がいるの。 その子は同じクラスの知春くん。 今日も輝いている彼を見つめながら、 私も運動会頑張ります! そーいえば、 彼は、リレーに出るみたい。 パーン!!! 音とともに駆け出してゆく生徒たち。 でも、私たちのクラスはどんどん負けていきます。アンカーは知春くん。 別のグループの人がどんどん離れていく中、バトンは知春くんに渡りました。 「ちはるくーん!頑張れーっ!」 応援した私の声に、こちらをみた知春くんは、ニコッと笑って一気にスピードをあげ、見事に全員を追い抜きました。 私たちのグループは1位です。 そうして、色んな競技を楽しみ、 勝ち抜いた私たちのグループは見事に優勝です! みんながおめでとうといいあうなか、 私は知春くんと話していました。 「リレー、すごかったよ!みーんなを抜いてっ!」私がそういうと、知春は照れながら「えへへっ!だって、ひーちゃんがあんなに頑張って応援してくれたもん。」といいました。 喜ぶみんなの声。 行き交う笑顔。 青く澄み渡る空。 輝く君の顔。 私は君に、思いを伝えたんだ。 「好きだよ。」
夏恋
よく晴れた青空の中、私は自転車に乗って学校へ向かう。体を吹き抜ける風は、かすかに夏の匂いがしたような気がした。 「よし、今日も一日頑張りますか!」 私の名前は神田美優。今年中学1年生になるごくごく普通の女の子、になるために頑張っている最中です! 皆中学校に入ってから、気になる人を見つけ始めて、周りは恋バナで盛り上がっている。だが私は、未だ気になる人を見つけていない。というか、恋なんか今までしてきたことないのだ。それを聞いた周りの友達は、おかしいよ、何で?と言う。そのたんび私は、普通じゃないのかな?と思い悩んできた。だからこそ、私は今年中に「恋」というものを経験するのだ!と頑張っている。 学校について、下駄箱の前で上履きを履いていると、後ろから 「美優、おはよ!」 と、一人の少女が話しかけてきた。彼女の名前は山岡紗季。美優と同じクラスの友達だ。紗季とは幼稚園からの中で、一番信頼している友達だった。美優は紗季に、 「おはよ!今日も元気だね!」 といつも通り挨拶をする。すると紗季は、 「いつもより元気だよ!さっき涼太先輩が見れたんだぁ」 と嬉しそうな声を出す。涼太先輩は、紗季が片思いをしている先輩だ。恋をすると、その相手が見れただけでもこんなに嬉しくなるのか、と私は一つ学習した。そんなことを思ってると、 「どうだい?今日は気になる人を見つけられそう?」 とからかいながら言った。その問いかけに私は、 「うーん、どうだろ…」 と答えた。紗季は急かすように、はやく見つけて恋しな!めっちゃ楽しいから!と言う。そして、私は紗季の恋バナを聞きながら教室へ向かう。 席へついて一時間目の数学の授業の用意をして朝の会が終わるのを待っていると、先生が突然言った。 「ごめん、皆、今日の一時間目の授業理科になった。何かしらのノート持って理科室に移動して!」 と。その瞬間私は絶望した。理科の授業が苦手なのだ。いや、教科としては普通だけど、一緒のグループの人が、ね。私の理科のグループは、私美優と後もう一人。無口でクールな男の子、その名前は手塚響。皆優しくてイケメン!って言ってるけど、絶対怖いじゃん、と私は思ってる。そりゃ、顔はカッコイイんだけど…でも、問題は性格!こんな人とグループが一緒なのだ。しかも席が隣。それだけならいいけど、同じグループだよ?地獄だよ。私は気を重たくして理科室へ向かった。 その日の理科は実験だった。今回は水上置換法をやるのだ。しかし教科書がないので、先生の話をよく聞いて、試験管を二人で一本ずつ水の中に沈めてるとき、偶然にも私の手と手塚さんの手が当たってしまった。私がやばい、殺される(大げさ)と怯えながらごめんなさいっと謝ったとき、手塚さんもごめん、と謝った。。私は手塚さんが謝ると思わなかったので、え、と顔をあげると少し顔を赤くした手塚さんがいた。私は思いきって「あの、顔少し赤いですけど、大丈夫ですか?」と聞いてみると、「うるさいっ」と言ってそっぽを向いてしまった。その時やっと照れてたんだ、と理解した。その瞬間、私は心臓がドキドキした気がした。そして、照れていた一面をみて、私は少し手塚さんに対しての恐怖感が薄らいだ。すると、 「もう実験やるよ。」 とぶっきらぼうに手塚さんが言った。慌てて私は試験管に気体を入れる。だが、手が震えてうまく気体が入らない。さっきのに動揺してしまって。すると手塚さんが私の手に自分の手を重ねて気体を入れるのを手伝ってくれた。その時私は自分でも分かるくらい心臓がドキドキした。ちゃんとだ。顔が赤くなっていくのがわかる。体が熱い。 そんな不思議な感覚を持ったまま、実験は進んで、授業は終わった。終わったと同時に私は手塚さんに、 「ありがとう!」 とお礼を言った。すると手塚さんは、 「顔赤いよ。大丈夫?」 とからかうように言った。そして、理科室を出ていってしまった。またあの感覚だ。心臓がドキドキ言って、体が熱くなる。そして私は、ふと思った。これが「恋」なんじゃないかって。 神田美優、やっと普通の中学一年生になれそうです。