2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
今年4月、約140年ぶりに成年の定義が見直され、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
本調査では、小中学生を中心とした子どもたちを対象に、成年年齢が18歳に変わったことを知っているか、18歳は大人だと思うか、こういう大人にはなりたくないと思う行動は何か、などについてアンケートを実施し、1,428人から回答を得ました。
9割以上の小中学生が、成年年齢の引き下げについて知っていることが分かりました。
18歳で成人になることについては、「楽しみ」よりも「不安」に思っている子どもたちのほうが多く、すべての責任を自分が負うことや、自分で正しい選択ができるかどうかを不安に思うコメントなどが寄せられました。
こういう大人にはなりたくないと思う行動としては、「自分の意見を押し付ける」「マナーが守れない」「お酒で迷惑をかける」などの意見が寄せられ、子どもたちが普段から大人の行動をよく観察し、大人に対して厳しい目を向けている様子が感じられました。
■「18歳で大人になること」に関する調査レポート
みんなのホンネ調査レポート「18歳で大人になることについて」
■調査結果
小学生、中学生ともに9割以上の子どもたちに認知されていました。
「親の同意がなくても契約ができる」がトップでした。今回の成年年齢の引き下げで、お酒が飲めたりたばこが吸えるようになる年齢が変わると思っている子どもも1割近くいました。
「楽しみ」よりも「不安」と回答した子どもたちの方が多く、中学生では半数近くが「不安」と回答し、小学生よりも高い割合となりました。
最も多かったのは「結婚」、次いで「大人になれること」「成人式」となりました。
まだ高校生なのに成人というのは少し不安
責任がすべて自分になること。もし何かあった時に自分で対処しなければならないから
まだ未熟で大人の支えも必要な年齢だから不安
まだ経験が少ないので、正しい選択をできるかどうかが心配です
「成人」という扱いになることで、自分の行動に責任を負う必要があることに不安を感じるコメントなどが寄せられました。
小学生の55%、中学生の65%が、18歳は大人だと「思わない」と回答しました。
自分の行動に責任を持つ
社会に出て自立をし、責任が伴うこと
責任重大!自分のことは自分で
学校という狭い世界以外の、恐ろしく広い世界を見ることになる
結婚したり、仕事をすること
「責任」について触れたコメントが寄せられたほか、「結婚」や「仕事」をあげた子どもたちもいました。
うそをつく人 自分に甘い人 だらしない人
自分の意見を押し付ける大人
お酒で迷惑をかける人
ポイ捨てとかマナーがなってない大人
社会のルールやマナー、法律などが守れない
コロナ禍でマスクをしていない人にはなりたくないです
子どもたちの目線から見た、大人に対する厳しい声が集まりました。
ありがとう、ごめんを素直に言える
悪いことをしたら謝る、調子に乗らない、思いやりを持つ
気配りができる・常に笑顔
選挙に行く。働く。社会に貢献する。困ってる人の支援をする。
誰にでも平等で、まんべんなく優しくできる人
見返りを求めず、人に親切にできる大人
「素直に謝る」「親切にできる」など周囲の人に対する行動や、「選挙に行く」「働く」といった社会に向けた行動など、さまざまな意見が寄せられました。
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
内容 | 18歳で大人になること |
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期間 | 2022/04/04~2022/04/18 |
有効回答数 | 1428人 (うち女性:80% 男性:8% 選択なし:12%) |
グラフ:学年別回答者割合(%)