2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、現在ネッ友はいるか、どうやって知り合ったのか、実際にネッ友と会ったことがあるか、などについてアンケートを実施し、1,465人から回答を得ました。
現在ネッ友がいる小中学生は59%で、実際にネッ友と会ったことがある人は2割程度でした。ネッ友に会ったことがない子どもたちの意見として、最も多かったのは「会いたいけど怖い」と「会いたくない」で全体の29%を占めていました。その他には、会いたいけど「おうちの人に禁止されている」「友だちに会わない方がいいと言われている」などの声が寄せられました。
■「ネッ友」に関する調査レポート
■調査結果
約6割の小中学生が、現在ネッ友が「いる」と回答しました。
最も多かったのは「ゲーム」で、小学生は57%、中学生は38%でした。次いで「LINE」の23%、「Twitter」の19%となり、第1位の「ゲーム」以外はSNSが上位にランクインしました。その他には、子ども向けコーディングコミュニティ「Scratch(スクラッチ)」や「ニフティキッズ」、ネットの掲示板などがあがっています。
Apex Legends
フォートナイト
sky 星を紡ぐ子どもたち
スプラトゥーン2
あつまれ どうぶつの森
「Apex Legends」や「フォートナイト」などをはじめとするクロスプラットフォーム対応のゲーム、「sky 星を紡ぐ子どもたち」などのスマホアプリゲームの名称が寄せられました。
実際にネッ友と会ったことがある小中学生は、全体の15%でした。ネット上で交流を深めても、直接会うまでには至らないケースがほとんどのようです。
「ネット上での印象と変わらなかった」と答えた人は49%、「ネット上での印象より良かった」という人は36%でした。一方、「ネット上での印象より悪かった」と答えた人は2%、「聞いていた情報(性別・年齢など)と違っていた」という回答も5%ありました。
トップは「会いたいけど怖い」と「会いたくない」で、どちらも全体の29%を占めていました。一方で、会いたいけど「おうちの人に禁止されている」「友だちに会わない方がいいと言われている」人もいて、ネッ友と会ったことがない小中学生のうち4割以上が“会いたい”と思っていることが分かりました。
ネッ友を作らない理由として最も多かったのは、全体の56%を占めた「トラブルになりそうで怖いから」で小学生は58%、中学生は56%を占めていました。次いで「SNSを使っていないから」の47%、「必要だと思わないから」の45%と続きました。
あまりお互いのことを知りすぎていないから気軽に話せる
いつでもしゃべれる。いつでも縁を切れる
ネットを通していろいろな人と友だちになりやすい、趣味が同じ人ともつながりやすい
ゲームを一緒に楽しめるところ
リアルの顔や外見で判断されないところ
お互いのことをあまり知らないからこそ、「遠慮なく気軽に話せる」「友だちよりも気を遣わなくていい」などのメリットがあげられました。また遊ぶ時間が限られているリアルの友だちと比べて、ネッ友は「いつでもどこでも話せる」「わざわざ外出しなくても遊べる」といった意見が寄せられました。
年齢や性別など、いくらでも嘘をつける
相手の素性が全くわからないところ
会いたくなってしまうこと。それがトラブルにつながるかもしれないこと
文字だけだと気持ちが伝わりにくい
人によって悪口や暴言を吐く人がいる
顔が見えないことがメリットになる反面、ネットならではのデメリットがあげられました。また「やたら汚い言葉を使ってくる」「簡単に暴言を吐く」「女の子だと思ったら、実際はおじさんだった」という実際に嫌な思いをした声も寄せられました。
リアルの友だちと違って、ネッ友は相手の顔がわからない
ネッ友ならいつでも遊べるけど、リアルの友だちとは限られた時間でしか遊べない
ネッ友は気楽、リア友は人間関係が複雑
ネッ友は素顔を見せずに話せる、リア友はありのままで話せる
ネッ友は思っていることを何でも話せるけど、リアルの友だちには遠慮しがち
ネッ友とリアルの友だち(通称“リア友”)との違いについて、さまざまな意見が寄せられました。ネッ友に対する印象は人それぞれのようです。
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
内容 | ネッ友 |
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期間 | 2022/06/15~2022/07/06 |
有効回答数 | 1465人 (うち女性:79% 男性:7% 選択なし:13%) |
グラフ:学年別回答者割合(%)