2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。

本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、防災のために普段から気をつけていることや、実際に用意している防災グッズの種類などについてアンケートを実施し、1,336人から回答を得ました。
日頃から防災のために気をつけていることがある小中学生は48.3%で、「避難経路を確認する」「家の中に非常用の持ち出し袋を準備する」など気をつけていることはさまざまでした。
また、72.5%の小中学生は、普段から何かしらの防災グッズを用意していることがわかりました。「水」と「食料」のほか、「ばんそうこう・薬など」「ティッシュ」「簡易トイレ」といったヘルスケア用品も上位でした。
なお、小中学生が1番不安を感じる自然災害は、「地震」が最も多く、続いて「津波」でした。災害を経験したことのある人からは、「電気・水道が使えない」「コンビニの商品が売り切れる」「ネットがつながらず家族と連絡が取れない」といった経験談が寄せられました。
■「防災」に関する調査レポート

「ある」と回答した人の割合は48.3%でした。
避難経路を確認する
いえの玄関の前に防災グッズセットを置いている
いつ地震が起こっても、冷静に対応できるように避難訓練をきちんとやる
イベントで貰った非常用持ち出し袋を、車での外出の際に必ず持って行っている
タンスなど高いところに物を置かない
ハザードマップや避難ルートを確認したり、避難訓練の時間を大事にしたりと、いざというときでも冷静に行動できるよう、日頃から意識しているという回答のほか、身近な場所に防災グッズを置き、何かあった際にはすぐに持ち出せるようにしている人もいました。
その他には、「地震で家具が倒れてこないように工夫する」「雨が降っているときはなるべく危険な場所に近付かないよう意識する」といった意見もありました。

「地震」と回答した小中学生が67.0%と最も多く、続いて「津波」に18.6%の票が集まりました。日本は地震や津波の影響を受けてきた国だからこそ、普段から危険性を意識しやすいのかもしれません。
その他には、すべての選択肢に不安を感じるという声もありました。また「大雪」「隕石の落下」といった回答も寄せられました。

最も多く選ばれた選択肢は「命に危険があること」でした。また、「ご飯が食べられないこと」や「電気や水が使えなくなること」「おうちが壊れること」などの衣食住に関する選択肢よりも、「家族と会えなくなること」という選択肢のほうが多い結果となりました。
その他には、「思い出の詰まったアイテムを失ってしまう」「スマホ・ゲーム機・タブレットなどが壊れて使えなくなる」「推し活ができなくなってしまう」といった具体的な意見も集まりました。

小中学生の7割以上が防災グッズを「用意している」と回答しました。多くの小中学生が防災意識を高く持ち、災害に備えていることがわかります。

上位にランクインしたのは、「水」と「食料」です。続いて「ばんそうこう・薬など」「ティッシュ」「簡易トイレ」といったヘルスケア用品や、「お金」も票を集めました。
その他には、懐中電灯・ランタンなどの照明器具や、ナプキンをはじめとする生理用品、軍手といったさまざまなアイテムの名前があがりました。なかには、災害時の不安な気持ちを和らげるため、ぬいぐるみなどの「持っていると安心できるもの」という回答もありました。

「ある」と回答した小中学生の割合は、全体の45.9%でした。
1週間停電していて電気と水道が使えなかったところ
特に被害はなかったけれど台風が来て学校に避難したことがあった。たくさんの知らない人がいて全然落ち着けなかった。パーテーションくらいはほしいなぁって思いました。
いつも、通っているトンネルが土砂崩れで通れなくなったこと
Wi-Fiがなく親に連絡が届かなかったこと
めっちゃコンビニが混む!全部売り切れてる!
電気・水道・ガス・通信・交通などのインフラが機能せず困ったという意見がありました。また、食料品や日用品などを取り扱う店の中には、商品が売り切れてしまったところもあったようです。
さらに、「知らない人たちと同じ空間で過ごす避難所ではなかなか気持ちを落ち着けられない」という声もありました。
「お父さん」とか、文字を打ったら、その人と連絡できる装置
「助けて」と叫べばすぐに助けに来てくれるメガホン
「防災シェルター」ドームのような形のシェルター。大人数で入れて耐久力がある!!
いくらでも食事が出る道具かなぁ
けがや壊れたところをすぐになおせる道具
離れた場所にいる人とも簡単に連絡が取れる道具や、食料がいくらでも手に入るような道具など、衣食住やインフラの機能を支える”ひみつ道具”のアイデアが複数寄せられました。
また、集まった回答のなかには、「災害そのものをなくす装置」や「災害を止める道具」を作りたいという意見もありました。
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
| 内容 | 防災 |
|---|---|
| 期間 | 2025/06/17~2025/07/21 |
| 有効回答数 | 1336人 (うち女性:84% 男性:6% 選択なし:10%) |

グラフ:学年別回答者割合(%)