小学生では67％がテレビよりも動画配信サービスを視聴していることがわかりました。中学生になると割合が79％まで上がり、約8割の人がYouTubeなどの配信サービスを視聴しています。 一方、「どちらも見ない」と回答したのは2％でした。ほとんどの人が、何かしらの映像コンテンツを日常的に視聴しているようです。

小中学生どちらの結果でも「1～2時間」と回答した人が1番多く、割合も42～44％と大きく変化はありませんでした。「3～4時間」視聴している人は小学生で15％ですが、中学生は9％と、小学生に比べると中学生の方がリアルタイムのテレビ視聴時間が少ないことがわかりました。

小中学生ともに1位は「バラエティ」でした。2位は、小学生では「アニメ」、中学生では「ニュース番組」となりました。多くの子どもたちがテレビ番組を視聴している中、「テレビ番組は見ない」との回答もありました。

最も多かったのは「YouTube」で、94％の小中学生が利用していることがわかりました。続いて、「Amazon Prime Video」、「Tver」が上位でした。有料の動画配信サービスの中でも「Amazon Prime Video」が上位に入ったのは、他のサービスに比べて安価なことが理由と考えられます。

小中学生ともに「アニメ」が1位でした。中学生ではアニメを視聴している割合が69％と小学生の35％に比べて大きく差が出ました。 その他には「ライブ映像」、「恋愛リアリティショー」などの回答がありました。

「ある」と回答した人は、小学生で58％、中学生で63％でした。どの年代でもおよそ6割前後の人が、倍速で見ていることがわかりました。タイムパフォーマンスを意識して生活している子どもたちが多いのかもしれません。

倍速にしたことがある人のうち、69％が「YouTube動画」と回答しました。

「年に1～2回」と回答した小中学生が最も多く、次いで多かったのは「ほとんど見に行かない」でした。多くの映画は、映画公開から少し待てば動画配信サービスで配信されるため、わざわざお金を出して映画館に行かなくてもいいという考えがあるのかもしれません。

87％の小中学生が、「YouTubeなどの動画配信サービス」で音楽を聴いています。2位の「音楽アプリ」の50％よりも大幅に多く、大半の人が動画配信サービスを利用しているようです。配信サービスやアプリに比べて、「CDやDVDを買う」「レンタルショップで借りる」人は少ない結果となりました。

アーティストのMVや、推しの歌い手の番組をあげる人が多くいました。また、「スプラトゥーン」や「マインクラフト」、アプリゲームなど、さまざまなゲーム実況を見ているとの回答もありました。 その他にも流行りの動画や「TikTok」、人気YouTuberのチャンネルなど、幅広い回答が集まりました。